里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

マキノスミレ 鹿島台丘陵

2017-04-18 | 日記

大崎市鹿島台の西部、大迫地区の丘陵上の林道を歩いていると、日の当たる林縁に、
紫色の小さなスミレが一株だけ咲いています。
葉の裏が赤シソのような色ですから、マキノスミレでしょうね。
林道を外れて、南向きで日当たりの良い谷斜面を下っていくと、太い木の根方あたりや、
乾き気味の凸地形などに点々と咲いています。
踏査したエリアでは、何株かが寄り添うとか、群れて咲いているのは見ませんでしたね。




                            二枚とも2017.4.16撮影

マキノスミレを漢字表記すると「牧野菫」となります。植物学者の牧野富太郎博士に因んで
命名されたというのが定説になっています。
西日本に広く分布するシハイスミレの東~北日本型のスミレで、葉裏は濃紅紫色を帯びます。
シハイスミレは花後も葉裏は紫色のままですが、マキノスミレは緑色に戻るのだそうです。
花が終わった頃に、それを確認しておきたいものです。




                            二枚とも2017.4.16撮影


マキノスミレは2015年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/c2a2e3df0eb6c1a4fe79c9f5939ecc79

 

 



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