登米市米谷地区の南、候望峠方面の降雨を集めて、北上川に注ぐ小河川の一つが
恩田川で、今回はその支流沿いを踏査しました。
この一帯には凡そ二億年前の、非常に古い地層が分布していて、その中に特徴的な
岩石地層である山崎礫岩層があります。
川沿いの岩壁や山中の大岩の多くがこの礫岩で、そこに各種羊歯植物が着生しています。
二枚とも2015.3.22撮影
今回見つけたのはウチワゴケで、末尾にコケが付いていますが羊歯の一種です。
北向きの岩壁や、薄暗い杉林内の大岩の、湿り気のある窪みで見つけました。
絶対に日射しが当らないような場所で、僅かな間接光が届く程度の薄暗がりに
着生していました。
2015.3.22撮影
コケシノブ科アオホラゴケ属の常緑性羊歯植物で、日本全土に分布する。
陰湿な岩壁に着生し、草丈1~2cmの超小型羊歯である。
根茎は直径0.2~0.3㎜の暗褐色~黒色の糸状で、不規則に分枝し岩などを這う。
葉柄は暗褐色~暗緑色の糸状で、長さ1~10㎜、基部には毛が密生する。
葉は単葉で濃緑色、葉身は長さ1~2㎝、幅0.5~1.5㎝の団扇形。
透けそうなほど薄く、辺縁が不規則に浅~深裂し掌状になる。
ソーラスは葉の葉脈端に付き、極小のラッパ状。
日本海側や南関東の幾つかの都県で、絶滅危惧種に指定されている。
恩田川で、今回はその支流沿いを踏査しました。
この一帯には凡そ二億年前の、非常に古い地層が分布していて、その中に特徴的な
岩石地層である山崎礫岩層があります。
川沿いの岩壁や山中の大岩の多くがこの礫岩で、そこに各種羊歯植物が着生しています。
二枚とも2015.3.22撮影
今回見つけたのはウチワゴケで、末尾にコケが付いていますが羊歯の一種です。
北向きの岩壁や、薄暗い杉林内の大岩の、湿り気のある窪みで見つけました。
絶対に日射しが当らないような場所で、僅かな間接光が届く程度の薄暗がりに
着生していました。
2015.3.22撮影
コケシノブ科アオホラゴケ属の常緑性羊歯植物で、日本全土に分布する。
陰湿な岩壁に着生し、草丈1~2cmの超小型羊歯である。
根茎は直径0.2~0.3㎜の暗褐色~黒色の糸状で、不規則に分枝し岩などを這う。
葉柄は暗褐色~暗緑色の糸状で、長さ1~10㎜、基部には毛が密生する。
葉は単葉で濃緑色、葉身は長さ1~2㎝、幅0.5~1.5㎝の団扇形。
透けそうなほど薄く、辺縁が不規則に浅~深裂し掌状になる。
ソーラスは葉の葉脈端に付き、極小のラッパ状。
日本海側や南関東の幾つかの都県で、絶滅危惧種に指定されている。
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