加美町宮崎地区、渓流に並行する林道を延々と上がって行くと、林道脇の雑木林の林床に
常緑の低木らしき植物が這うように茂っています。林内に踏み込んで観察するとツルシキ
ミのように見えますが、花も実も無いので確信が持てません。
少し奥まで入って実が生っていないか探すと、3~4株に小さな赤いが生っていました。
ミヤマシキミの実に似ているので、ツルシキミで間違いないでしょう。
二枚とも2024.11.12撮影
ツルシキミも仲間のミヤマシキミも有毒植物に分類されています。
葉や果実にアルカロイドのスキミアニンやジクタムニンなどの有毒成分が含まれていて、
誤食すると痙攣を伴う中毒症状を引き起こすとされます。
実を探して歩き回っていると、白いツボミを付けた木が何本かありました。花が咲くのは
来春の5月ころですから、今の内から準備しているのでしょう。
この辺りは多雪地帯ですから、雪が積もれば倒れ伏して凌ぐのでしょうね。
2024.11.12撮影
ツルシキミは2015年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/982adb6abaeef98ed7440ab5ec32e6da
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