登米市米川地区南西部、山裾の農道を下って行くと杉林に入り、その林縁あたりの路肩には
ヒメヘビイチゴが群生していました。半日陰か、それより暗めの場所に多い印象です。
この場所のような半日陰に生えているヒメヘビイチゴは、花期になっても花の付きが少ない
ですね。それに対して、湿り気のある日なたでは、たくさんの花が咲きます。
二枚とも2020.1.26撮影
葉はヘビイチゴと同じく3出複葉ですが、小葉が小さく質も薄いですね。
それに葉脈の窪みが浅く、ヘビイチゴほどはっきりしません。
ヤブヘビイチゴやヘビイチゴは生薬名を蛇苺(じゃも)と呼び、花期に採取して乾燥させたもの
を利用します。解熱、通経には、乾燥した全草を煎じて服用します。
痔疾には、煎じた汁で患部を洗うと効果があるようです。有効成分はウノール酸など。
二枚とも2020.1.26撮影
ヒメヘビイチゴは2019年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/ee30819ca8ff02926e139f6ef99bc8ca
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