里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヒメヘビイチゴの根生葉

2020-01-29 | 日記

登米市米川地区南西部、山裾の農道を下って行くと杉林に入り、その林縁あたりの路肩には
ヒメヘビイチゴが群生していました。半日陰か、それより暗めの場所に多い印象です。
この場所のような半日陰に生えているヒメヘビイチゴは、花期になっても花の付きが少ない
ですね。それに対して、湿り気のある日なたでは、たくさんの花が咲きます。

                              二枚とも2020.1.26撮影

葉はヘビイチゴと同じく3出複葉ですが、小葉が小さく質も薄いですね。
それに葉脈の窪みが浅く、ヘビイチゴほどはっきりしません。

ヤブヘビイチゴやヘビイチゴは生薬名を蛇苺(じゃも)と呼び、花期に採取して乾燥させたもの
を利用します。解熱、通経には、乾燥した全草を煎じて服用します。
痔疾には、煎じた汁で患部を洗うと効果があるようです。有効成分はウノール酸など。

                              二枚とも2020.1.26撮影

ヒメヘビイチゴは2019年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/ee30819ca8ff02926e139f6ef99bc8ca

 



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