大和町西部、林道を上がって行くと、道沿いの林縁に黄葉した葉が茂っています。
ブナの葉のように見えますが、幹を見ると暗めの灰褐色ですからイヌブナでしょう。
この辺りは奥羽山脈の麓で多雪地の入口に当たりますが、無雪地に多いイヌブナが生えて
いるんですね。標高が200~250mの地域ですから、積雪量が少なめなのかも知れません。
イヌブナの葉は、ブナの葉に比べてやや細長く、葉の先端が尖っています。
また側脈の本数がブナよりも多く、その分側脈間の幅が狭いので、葉を見ただけで両者を
識別することができます。
三枚とも2022.11.7撮影
イヌブナは2019年の1月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/0886d274afe406fa35cc28b3bfbf09ab
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