一関市室根町津谷川地区東部、山中の踏査を終えて集落道を下って行くと、道路法面に
黄色い花が点々と咲いています。たぶん、キンポウゲ(ウマノアシガタ)の花でしょう。
上手から回り込んで法面の上に出て、花の真上まで行って確認すると、やはりキンポウゲ
の花ですね。法面全体では20株ほど咲いています。
二枚とも2020.5.15撮影
キンポウゲの花弁にはテカテカした光沢があるので、晴れた日に撮影するときは反射光の当
たらない角度から撮るようにしています。
この光沢は花弁の表皮に形成される、クチクラ層によるものです。クチクラ層とは細胞壁に
クチン(不飽和脂肪酸の重合体) が沈着し、そこに蝋が浸透したものです。強い光や紫外線に
対する防御や、水分が失われるのを防ぐとともに、昆虫たちに目立つ役割もあるのでしょう。
2020.5.15撮影
キンポウゲ(ウマノアシガタ)は2018年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/00d577fba0f9b4498f7867acdc23939c
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