東松島市上下堤地区の、丘陵地を流れる小沢の奥に溜池があり、その流れ込みの
辺りが湿地状になっていて、足を踏み入れるとジュクジュクと水が浸みてきます。
そんな小湿地にも、流れに沿って畔状の盛り上がり( 自然堤防 )があり、そこに
ユリワサビのロゼット葉が、落葉の間から顔を覗かせていました。
二枚とも2017.2.1撮影
ユリワサビを漢字表記すると「百合山葵」で、ワサビに草姿が似ていることと、地上部が
枯れた後の葉柄基部が、ユリの鱗茎に似ていることから命名されたようです。
ワサビのように根茎が長く肥大することはないので、薬味としては利用できません。
ただ、葉は食べられますから、さっと茹でておひたし、酢の物などにすると、爽やかな
辛味を賞味できます。葉や茎は春から秋まで利用できるとの記述もありました。
2017.2.1撮影
アブラナ科ワサビ属の多年草で、本州~九州に分布する。
山地の沢沿いや湿った窪地などに自生し、草丈は10~30cm。
長い葉柄をもった根出葉を叢生し、葉身は直径2~5㎝の広卵形で、先端は小さく尖る。
基部は心形で、葉縁には波状の鋸歯がある。質薄く、葉表にワサビのような光沢がない。
茎葉は互生し、長卵形で上部ほど小さくなる。
花期は3~5月で、斜めに立ち上がった茎頂に総状花序を出し、小さな白色の4弁花を疎ら
に付ける。花弁の長さは5~7mm、萼片4個、雄しべ6個。
果実は長さ1.2㎝ほどの長角果。種子は長さ2~3㎜の惰円形。
辺りが湿地状になっていて、足を踏み入れるとジュクジュクと水が浸みてきます。
そんな小湿地にも、流れに沿って畔状の盛り上がり( 自然堤防 )があり、そこに
ユリワサビのロゼット葉が、落葉の間から顔を覗かせていました。
二枚とも2017.2.1撮影
ユリワサビを漢字表記すると「百合山葵」で、ワサビに草姿が似ていることと、地上部が
枯れた後の葉柄基部が、ユリの鱗茎に似ていることから命名されたようです。
ワサビのように根茎が長く肥大することはないので、薬味としては利用できません。
ただ、葉は食べられますから、さっと茹でておひたし、酢の物などにすると、爽やかな
辛味を賞味できます。葉や茎は春から秋まで利用できるとの記述もありました。
2017.2.1撮影
アブラナ科ワサビ属の多年草で、本州~九州に分布する。
山地の沢沿いや湿った窪地などに自生し、草丈は10~30cm。
長い葉柄をもった根出葉を叢生し、葉身は直径2~5㎝の広卵形で、先端は小さく尖る。
基部は心形で、葉縁には波状の鋸歯がある。質薄く、葉表にワサビのような光沢がない。
茎葉は互生し、長卵形で上部ほど小さくなる。
花期は3~5月で、斜めに立ち上がった茎頂に総状花序を出し、小さな白色の4弁花を疎ら
に付ける。花弁の長さは5~7mm、萼片4個、雄しべ6個。
果実は長さ1.2㎝ほどの長角果。種子は長さ2~3㎜の惰円形。
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