巨岩から下垂する緑の羊歯と雪、こういうシンプルな写真が好きなんですよ ♪
撮ったのは厳寒期の2月初旬ですが、今まで種の同定に手間取っていたので
アップできずにいた次第。
この巨岩は登米市北東部の嵯峨立地区の林道脇にあって、昨年のお盆の頃に
通ったときは、羊歯の葉は一枚もありませんでした。
それが2月初旬に通りかかると、たくさんの葉を茂らせている・・・冬緑性なのか ?
忘れたわけではないけれど、良 . . . 本文を読む
登米市米谷地区の南、候望峠方面の降雨を集めて、北上川に注ぐ小河川の一つが
恩田川で、今回はその支流沿いを踏査しました。
この一帯には凡そ二億年前の、非常に古い地層が分布していて、その中に特徴的な
岩石地層である山崎礫岩層があります。
川沿いの岩壁や山中の大岩の多くがこの礫岩で、そこに各種羊歯植物が着生しています。
二枚とも2015. . . . 本文を読む
大崎市鹿島台の西部、大迫地区の丘陵上の林道を歩いていると、日の当たる林縁に、紫色の小さなスミレが一株だけ咲いています。葉の裏が赤シソのような色ですから、マキノスミレでしょうね。林道を外れて、南向きで日当たりの良い谷斜面を下っていくと、太い木の根方あたりや、乾き気味の凸地形などに点々と咲いています。踏査したエリアでは、何株かが寄り添うとか、群れて咲いているのは見ませんでしたね。 . . . 本文を読む
そろそろフキノトウが出たかしらと、松島町北部の竹谷地区のため池周りを歩いていたら、山裾に常緑らしき低木を見つけました。歩み寄ると、小さな黄色い花が咲きかけています。「これはオニシバリの花だよ ! !、へえ~、こんなところに自生していたんだ ! !」かつて一関市の大籠地区で見つけ、このサイトでも何度か花をアップしていますが、それ以外の土地ではいくら探し回っても見つけられず、殆ど諦めかけていたんですね . . . 本文を読む
東松島市の鳴瀬川西岸には、標高50~60mの松島丘陵が広がっています。
その丘陵地の鳴瀬川寄りに浅井地区があり、小河川沿いに水田が拓かれていますから、
上流部には多くの溜池が築かれています。
今回はそんな溜池周りや、周辺の山林を踏査しました。
溜池の土手の端から、斜面に段が切られて踏跡が上っているので、これを辿ると溜池を
巡るかのように、水平に山腹を巻く山道に出ました。
かつて伐採作業等で使用さ . . . 本文を読む