巨岩から下垂する緑の羊歯と雪、こういうシンプルな写真が好きなんですよ ♪
撮ったのは厳寒期の2月初旬ですが、今まで種の同定に手間取っていたので
アップできずにいた次第。
この巨岩は登米市北東部の嵯峨立地区の林道脇にあって、昨年のお盆の頃に
通ったときは、羊歯の葉は一枚もありませんでした。
それが2月初旬に通りかかると、たくさんの葉を茂らせている・・・冬緑性なのか ?
忘れたわけではないけれど、良く言えば「温めていた」ということで。
二枚とも2015.2.3撮影
羊歯図鑑で調べたり、ネット検索で記事を当たったりした結果、オシャグジデンダと
いう冬緑性の羊歯と同定しました。
実は、このタイプの葉はエゾデンダかオオエゾデンダだけ、と堅く信じ込んでいた
というか、他は知らなかったというか・・・
その思い込みが「冬緑性」という事実で否定されてしまい、随分混乱してしまいました。
それで二ヶ月近くも放置していたわけですけどね。
オシャグジデンダなどという変な名前ですが、ちゃんとした日本語です。
「社貢寺」という寺の林で見つかったからと解説されていました。
有難いお寺さんですから接頭語の「お」を付け、デンダとは羊歯の古称のことで、
合わせて「オシャグジデンダ」となったようです。
2015.2.3撮影
ウラボシ科エゾデンダ属の冬緑性羊歯植物で、北海道~九州に分布する。
山地の霧に覆われる峰や、沢沿いの樹幹や岩壁に着生する。
根茎は横走し、肉質で径3~4mm、先端や葉のつくところにはやや密に鱗片がある。
鱗片は卵状披針形で長さ2~3mm、淡褐色の膜質。
葉柄は淡褐色で、長さ3~6cmと短い。
葉身は広披針形で長さ5~20cm、幅5~8cm、基部はやや狭くなり羽状深裂する。
側裂片は15~25対あって開出し、幅3~5mmの披針形で鈍頭。
葉質は薄い革質で、乾くと表面に巻き上がり、ゼンマイ状となる。
ソーラスは裂片の辺縁と中肋の中間か、やや中肋寄りにつく。
撮ったのは厳寒期の2月初旬ですが、今まで種の同定に手間取っていたので
アップできずにいた次第。
この巨岩は登米市北東部の嵯峨立地区の林道脇にあって、昨年のお盆の頃に
通ったときは、羊歯の葉は一枚もありませんでした。
それが2月初旬に通りかかると、たくさんの葉を茂らせている・・・冬緑性なのか ?
忘れたわけではないけれど、良く言えば「温めていた」ということで。
二枚とも2015.2.3撮影
羊歯図鑑で調べたり、ネット検索で記事を当たったりした結果、オシャグジデンダと
いう冬緑性の羊歯と同定しました。
実は、このタイプの葉はエゾデンダかオオエゾデンダだけ、と堅く信じ込んでいた
というか、他は知らなかったというか・・・
その思い込みが「冬緑性」という事実で否定されてしまい、随分混乱してしまいました。
それで二ヶ月近くも放置していたわけですけどね。
オシャグジデンダなどという変な名前ですが、ちゃんとした日本語です。
「社貢寺」という寺の林で見つかったからと解説されていました。
有難いお寺さんですから接頭語の「お」を付け、デンダとは羊歯の古称のことで、
合わせて「オシャグジデンダ」となったようです。
2015.2.3撮影
ウラボシ科エゾデンダ属の冬緑性羊歯植物で、北海道~九州に分布する。
山地の霧に覆われる峰や、沢沿いの樹幹や岩壁に着生する。
根茎は横走し、肉質で径3~4mm、先端や葉のつくところにはやや密に鱗片がある。
鱗片は卵状披針形で長さ2~3mm、淡褐色の膜質。
葉柄は淡褐色で、長さ3~6cmと短い。
葉身は広披針形で長さ5~20cm、幅5~8cm、基部はやや狭くなり羽状深裂する。
側裂片は15~25対あって開出し、幅3~5mmの披針形で鈍頭。
葉質は薄い革質で、乾くと表面に巻き上がり、ゼンマイ状となる。
ソーラスは裂片の辺縁と中肋の中間か、やや中肋寄りにつく。
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