陸前高田市矢作町の南部、沢近くの集落道を上がって行くと、山陰になった道路の
法面に、ウスバサイシンのハート形の葉が何枚か出ています。
たしか・・葉が開くと同時に、目立たない花を地際に咲かせていたような ?
ここは道路の山側法面なので、ウスバサイシンが生えているのは道路からの高さが
50~100cmあたり。林床に生えているウスバサイシンを撮るときのように、腹這う
必要がないので、地際の花でも見つけ . . . 本文を読む
陸前高田市矢作町の南部、沢沿いの集落道を上がって行くと、対岸の山裾の低木に
黄色い花が点々と咲いています。たぶんクロモジでしょう。
浅瀬を渉ってから、山裾の藪を上流側へ少し行くと、濃緑色の樹皮の低木に黄色い花が
咲いていますから、クロモジで間違いありませんね。
まだツボミが多いことから、咲き始めたばかりのようです。
クロモジの樹皮は濃緑色で、これに地衣類が付着して黒色の斑紋があらわれますが、
そ . . . 本文を読む
陸前高田市矢作町の南部、山の中腹にかつての大船渡線が廃線として残されています。一昨年の10月にこれを踏査した際、アブラチャンが線路脇に群生している場所があったので、そろそろ花が咲く頃と見当を付けて訪れてみました。下の県道脇に車を置き、かつての保線作業用の階段を登ってから、アブラチャンが群生していた線路脇の小平坦地に向かいます。線路敷にはヤマハンノキやカラマツ、ノイバラなどの幼木がたくさん生えていま . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区の西部、標高100~150mの丘陵地の間の農道を上がって行くと、
山裾と沢の間に耕作放棄地が広がっています。既に落葉広葉樹の林になっていますが、
桑の木が目立つので、かつては桑畑だったのかも知れません。
荒れた林内ながら、まだつる草や丈のある草がないため歩きやすく、何か生えていないか
探し回っていると、アザミの葉らしき大きなロゼット葉を見つけました。
葉が大きく、羽状の切れ込みが . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区の西部、標高100~150mの丘陵地の間の農道を上がって行くと、北へと入っていく細い林道があります。それを上がっていくと、細い沢沿いに扇状地形があって、畑跡とおぼしき3~4段の段差が残されています。その法面には、早くもタチツボスミレが咲き始めていました。最上段の畑跡で山側法面に沿って歩いていると、白いスミレらしき花がいくつか咲いています。観察すると、細毛の生えた丸葉のスミレですから . . . 本文を読む