国益のためにプラスになることしよう、なんてかけらも考えてない。
まあ、総理の足を引っ張り邪魔をするのが国益と、思ってるのかも。
MSN JAPAN のサイトに下記のタイトルの記事が掲載されていた。田部祥太という人の記名記事。
「サザン桑田が新アルバムで反日バッシング対策!? 週刊誌にもコラボ企画でPR予算バラマキ 」
昨年末に出演したテレビやコンサートで、日本をバカにするような反日的言動をとったことを週刊誌などのメディアに批判されたため、新アルバムのプロモーションということで週刊誌各誌に金をばらまいている、という内容。
週刊新潮だけは懐柔策に乗らず金をもらわなかったらしい。
この記事が変だと思ったのは、一番最後に
>「僕には何か特定の主義もなければ思想もありませんし、右でも左でもリベラリストでもなけりゃ聖人君子でもない」
と桑田の発言を引用し
>おそらく桑田が言うように、彼自身にはなんの思想もない。しかし、欧米なら思想のないアーティストが軽い気持ちで政権批判をしたとこ
>ろでなんの問題にもならないだろう。政権批判に覚悟や思想を要求されるということ自体がこの国の「表現の不自由」を物語っている。
と結論づけているが、「政権批判」したからバッシングされたのではなくて、天皇陛下から下賜された勲章をバカにするような態度をとるなど、「反日」だからバッシングされたのである。
また、欧米であれば思想のないアーチストが政権批判したところでなんの問題にもならないだろう、ってどこの国のこと言っているのか、どこの国だって自国をせせら笑いバカにするようなことを言われたら反発する人はいるのではないだろうか。「欧米なら」と一くくりにしているあたり、具体的にどこかの国の実情を見てきた上で言っているようには思えないが。スウェーデンでもスペインでもフランスでもアメリカでもどこでも「欧米なら」「思想のないアーチスト」の発言には誰も批判をしないので、なんら覚悟を持たずなんでも言いたいことを言える、ということなのだろうか?
いや、そんなことはないだろう、と思う。
むしろ、「思想のないアーチスト」は軽い気持ちで政権批判とかしないのではないだろうか?
我が国であれ欧米であれ、不特定多数に対して何らかの意見表明をするなら、どんな内容であれ発言者としての覚悟は必要ではないだろうか(それが政権批判など政治的な内容でなくても)。
それを「この国の「表現の不自由」」などと、批判・バッシングする我が国がおかしい、変だ、みたいに言ってるが薄っぺらな甘ったれた考え方だと言わざるを得ない。
もし桑田が思想のないアーティストで、批判を受ける覚悟もないのなら、黙っていれば良いのである。
しかし、桑田批判・バッシングってそんなに凄かったのかなぁ。あまり記憶にないなぁ。
徳川幕府の大老とか家康の幕僚について知りたくて、山本博文さんの本も読んだけど、自分的にはこの本が一番面白かった。
末広町の中央通ぞいの小さな古書店で購入(奥付けのところにシールが貼ってあった。文行堂さん、電話番号の市内局番が3桁なので古くから商売されいてるお店みたい。面白そうな本が色々入り口外のワゴンに並んでた)。確か110円だったような気がする。
自分が興味あったのは
本多佐渡守正信
方広寺の鐘名事件で暗躍した、金地院崇伝、南光坊天海、林羅山の3人。
松平信綱(知恵伊豆)
等々
徳川四天王の本多忠勝、榊原康政、大久保忠世、井伊直政たち戦国の勇将猛将が関が原のあと表舞台から姿を消し、変わってあらわれる文官系の幕僚たちと、彼らの権力闘争に興味があったのである。
新書なので紙幅の制限もあるだろうし、学問的な本なので自分好みの人物列伝にはなってない。楼中とか大老といった幕閣の役職の成り立ちとか、どのような人材がいかなる経緯で就任するのか、といった論考・分析が主となっている。
曲学阿世の徒である林羅山など方広寺事件の3人については割と詳しく書いておられる。
駿府の家康が大御所となり、江戸の将軍秀忠と二元政治が行われることになった。
家康、秀忠の両者の間を自由に動いたのが、本多佐渡守正信(ただし家康より)。
江戸の将軍、秀忠の側近は大久保忠隣、酒井忠世、土井利勝。
駿府の大御所、家康の側近は4グループあり
本多正信の子、正純ら徳川家臣の譜代大名ジュニアたち
僧侶、学者グループ(崇伝、天海、羅山)
豪商・代官頭グループ
外国人グループ
家康没後の権力再編成期に、家康の側近であった崇伝と天海は激突する。
没後の家康を祭るに際し、天海は神仏習合の「権現」として祭るべきと主張、崇伝は神道式を主張し「大明神」として祭るべきとの構え。
結果は天海の勝利、本多正純と結ぶ崇伝と、土井利勝ら秀忠側近と近づいた天海の抗争は、秀忠派が凱歌を上げた。その後本多正純も失脚するのである。
曲学阿世の徒、林羅山がどうなったかは記述がないので、Wikipediaであとで調べてみたい(どなたの本だったか忘れたけど、渡辺昇一先生かなぁ、朱子学者、林羅山をか教条主義の事大主義と批判しておられるのを随分前に読んでから、自分の中では羅山イコール悪党、ということになっている)。
五代将軍綱吉の就任までの論考・記述なので、新井白石とか田沼意次とか、寛政の改革の松平定信、松本清張の「天保図録」に出てきた天保の改革の水野忠邦、など徳川幕府の中後期の幕閣は対象外となっている。
ちなみに、松平定信の清廉潔白な政治を揶揄批判した
「白河の清きに魚のすみかねて もとの濁りの田沼こひしき」
という短歌があって、230年以上昔の人の言葉だが洒落がきいていてうまいなぁ、と思う。
小型のラチェットをいくつか買った。
真ん中が最初に買った、ダイソーで売ってたもの。
右が次に買った、コーナンで売ってたもの。
左が白井のDCMホーマックで売ってた、GISUKEの製品。昨日5/10自転車で行って買ってきた。
GISUKE製が一番コンパクトで軽い。
税込み1,026円(税別950円)。
ダイソーが300円、コーナンも1,000円以下だったと思う。
色々ショートラチェットを見ていると、小型のものはたいてい本締めには使えません、と注意書きがある。これらも同様だと思うがサドルの調整くらいなので大丈夫だろう、ということでGISUKE製をとりあえず常備することにした。
ちなみに大きさが分かるようにおいてある眼鏡はケイヨーD2で買った花粉防止用の眼鏡。自転車用に買ったが横の視界がゼロに近くて使えない。花粉が目に入りにくくなるよう側面にもプラスチックの覆いがついているが、これが視界をさえぎり、斜め後方がまったく見えず危険。
本来の使い方ではないので、文句は言えないが自転車乗り向きではない。デザインは派手さ皆無で好きな感じだったので残念。
ホーマックは4/5の日曜以来。あの時は電車で行って発泡スチロールの箱を買ってきた。税込み699円。めだか飼育の容器として購入。GISUKEのラチェットはそのとき見かけて気になっていたのである。
現状の容器は水槽ではなく昆虫飼育などで使う簡易なプラスチック製容器で、耐久性が不安な事ともう少しサイズを大きくしたかったため、ネットで調べて安価な発泡スチロールの箱を買った。
しかしベランダに直に置くと高さがなくて内部を観察しにくいので、ケイヨーD2で発泡スチロール製のブロックを買ってきた。
発泡ブロック 大288円3個、ベビーブロック138円3個。高さはOKだったが、大とベビーが1個ずつあまった。