那須太社 錦輔 の日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

大ベルセルク展 行かなかった

2022-10-02 10:53:50 | 絵画 美術展

知人に薦められて行こうかと思ったが、やはりチケットを日時指定でネット上でクレジットカードで買う必要がある。

しかも、チケットを「店頭で引き取り」と言うプロセスまであるようで、面倒くさくなって行くのやめた(たぶん、コンビニの発券機でチケットを打ち出すのだろう)。

マイページ用のパスワード設定してください、とか書いてあるがどこかにメモしたりとか、やってられない。

どうせ混んでるだろうし。

そもそも、ネットでクレジットカードで買い物するのが嫌なのである。

昔は、思い立ったらふらっと立ち寄って、展覧会とか見ることできたんだが。

最寄り駅か、美術家の近くの金券ショップでチケット買っていったもんだが、今は、計画的にやらないとダメなのである。

困ったものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ARTIZON MUSEUM

2022-09-24 16:59:14 | 絵画 美術展

この間の3連休は台風、今回の3連休も台風。

雨で家に引きこもってばかりでいいかげん嫌気がさしていたのだが、昨日、9月23日なんとなくあちこちの美術館のWebサイトを見ていたら、ARTIZON MUSEUMの「生誕140年 ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎」

https://www.artizon.museum/exhibition/detail/543

の青木繁の絵が気になったので行ってみる事にした。

事前予約が必要、との事でWEBでクレジットカードでチケットを買った。

1,600円。

展覧会のチケットは大体金券ショップで買う事が多いので結構高く感じた。

あと、ARTIZON MUSEUMは初めて観に行くのだが、アプリをダウンロードすると音声解説が無料で利用できる。これは良い。いつも聞きたいな、と思っていたのだが500円位別途費用がかかるので、手が出なかった。

早速アプリをダウンロードした。

24日の今日、午前中の部を予約したので、二日酔いで体調が悪く寝ていたかったが、シャワーを浴びて出かける。

途中、船橋駅の電車の乗り継ぎで少し間が空いたので、構内の立ち食いそば店で急いで冷たい蕎麦を食べた。

二日酔いなので、しょっぱいおつゆも飲みたかったが、電車の来る時間なので残したのだが、結構おいしいおつゆだったので残念だった。

ARTIZONは総武線の東京駅ホームから2フロア上り、銀の鈴の前の道を通って、改札を抜け八重洲の地下街を歩いていって地下街の端っこで地上にに上がると目の前にあった。20m位歩いて横断歩道を渡るとすぐに建物入り口につく。立派な建物だ。

ブリヂストンの系列らしい。やはりタイヤは儲かるのだろう。消耗品だから。余談だが元首相の鳩山由紀夫もブリヂストンの創業者の閨閥に入っているらしい。奥さんがそうだったかな?金に困らないから空理空論を振りかざしやりたい放題してるように見える。

ブリヂストンに関してはその儲けをため込んだり、変な投機に回さないで、芸術に投じてくれるのだからありがたい事である。

展覧会の中身は、青木繁の絵は何点か良いなと思うものがあった。解説にも書いていたが、ラファエル前派の影響を受けているように思った。どうもこの美術館をつくったブリヂストンの社長さんが同時代人で青木の絵を収集しておられたらしい。教科書に載っている大漁の絵はなんか不思議な絵だった。坂本繁二郎が実際に現場を見ていて、青木はその話を聞いて想像で描いた、という説もあるらしい。漁師なのに二人ほど顔を白塗りにしている人がいるのが不思議だ。魚をとって船から上がってきた瞬間の絵ではなく、大漁を祝う祝祭の絵なのかもしれない。

坂本繁二郎は今一つだった。版画とかさっと書いたような小品を見ると上手だな、と思うのだが色が薄い。

褪色しているのだろうか?晩年は月の絵をたくさん描いていて、ただの月をとてもたくさんの色を使って描いていて、さすがだな、とは思うのだがやはり色が薄い。

二日酔いのため常設展もふくめて一通り観てさっと引き上げたが、なかなかいい美術館だった。今回はほとんどの絵は写真撮影可能だし(撮影禁止だったのは多分他所から借りてきた絵だと思う。自分の所で持っている絵は撮影OKにしてくれたみたい)、入口に控えている案内の人やガードマンの方も愛想が良いし、また来たいと思った。

帰りに1階のレストランをのぞいたが結構女性客でにぎわっていたが、メニューをみたらコース料理で3000円位だったかランチでも高めだった。

昼過ぎくらいになっていたので、八重洲の地下街で昼食を取った。美味しそうな店が沢山並んでいて、来るときは人は少なかったが、この時間になると端っこの方の店でもかなの賑わい。

地図を見るとラーメン横丁というのがあったのでそこまで行って、豚骨ラーメンを食べた。全部入りのサービスメニュー1030円。あまり臭くはなかった。一玉目が結構少な目でなおかつ美味しく感じたので、100円で替え玉を頼んだらなぜか美味しくなかった。おそらく自分の体調の問題だと思う。

結構お腹いっぱいになり、引き上げることにしたが、新しいバスターミナルをちょっと覗いてみた。

八重洲の地下2階にあって、新宿のバスタよりは小ぶりだが、その分分かりやすそう。鍛冶橋のバスターミナルよりアクセスが圧倒的に便利だが、容量が少ないので全部置き換えるのは難しいと思う。けど鍛冶橋は遠いし、屋根が無いから雨の時困るし、できたら全部こっちに置き換えて欲しい。

ぱっと見た感じでは、東京から見て東側、房総半島方面の便ばかりのような気がした。

それから総武線で帰ろうと思ったが、グランスタの下の地下道を南へ、有楽町駅の方向へ歩いていくと中々途切れなくて、とうとう京葉線の東京駅までたどり着いた。

ここまで来たらずっと地下道を通って丸の内を抜けて総武線の駅まで行けるはず。

京葉線の改札を通り過ぎ、東京ビルディングの地下から地下街に入っていく。

以前、鍛冶橋のバスターミナルに行くため、逆向きに歩いたことがある地下街だ。美味しそうな飲食店が並んでいて、どこもそれなりにお客さんが入って賑わっている。面白かったのはこちら側にも「ラーメン激戦区」というラーメン店を集めたコーナーがあったことで、しかも今日みたいな天気の悪い日でもちゃんとお客さんが入って賑わっているのだ。ラーメンは人気あるなあ。

途中、KITTEという郵政省かどこかのビルのミュージアムが無料で入れるので、ちょっと中に入らせてもらって見学をし、丸の内側の改札から東京駅に入り、休日のお昼ということですいていた総武線で座ることが出来て、船橋まで帰ってきた。

在宅勤務で体がなまり、体調もいまひとつなので結構疲れた。

今回の展覧会は今一つだったが、ARTIZON MUSEUMは中々良い美術館だった。

ただ、トイレの個室がなんとなくプレハブっぽい感じがした。床とか壁が段ボールっぽい質感の素材で、ちゃんと清掃してあるし清潔感はあるのだが、なんかちょっと館内の質感と格差があるような気がした。

でも、まあ美術館そのものは良かったし、また面白い展覧会やってたらよらせてもらいたいものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

諸星大二郎展 足利市

2021-12-20 09:00:43 | 絵画 美術展

巡回展で東京でもやっていたらしいが見逃し、ちょっとした旅行気分で足利市まで行ってきた。

東武の株主優待券をつかったので片道900円弱でいけた(東武線は乗り放題/途中下車はなし、特急は別料金)。

会場の足利市立美術館は新しく、周りで一番立派な建物に見えた。

展示内容は原画展とニューギニアのお面とか縄文土偶など。

お面や土偶が面白かった。

 

美術館の売店では、諸星大二郎、高橋葉介、星野之宜のムック本が置いてあって、高橋葉介の本を買おうか買うまいか迷ったが、結構高いし今は本も読めなくなっているので断念した。

この3人にますむらひろし氏を加えた作家陣が自分の青少年時代のバイブルと言うか巨塔だった。

主にDUOという雑誌という雑誌で活躍されれていた。

 

東武線の足利駅で行ったのだが、会場があるのはJR線の足利駅の方。二つの足利駅の間を渡良瀬川が流れている。

東武線の駅からJR線の駅のあるほうに行くためには橋を渡るのだが、川が結構幅広く橋も長い。

この日は風が強くて寒く、橋を渡るのもなかなか大変だった。

東武線足利駅の目の前にかかっている橋は中橋、その上流が森高千里の歌にもなった渡良瀬橋。

これくらいの河が間にあったら別々の自治体になるのではないかと思うが、JR線側も東武線側も両方足利市、ということになっている。

 

せっかく行ったので、足利学校と鑁阿寺も回ったが、地味だった。

 

とにかく寒く、途中のスーパーで缶ビールを買ったのだが飲む気になれず、またそういうものを飲む場所もみあたらず退散した。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アートとしての写真

2021-12-11 08:15:00 | 絵画 美術展

アートとしての写真には今まで興味がなかった。

アーティスト志向の人にとっては、ちょっと指を動かすだけで、その気になれるツールなのかなと思っていた。
アートとは無関係だが、次から次へとやたら高いカメラを買い込む趣味も理解不能だった。
が、電車の中でBOSE社のCM動画を見ているうちに、少し理解できた気になった。
普段何気なく通り過ぎている風景の中から、面白い瞬間を切り出す事は、それはそれで才能であり、価値がある事なのかな、と。
絵を描いたり楽器を弾いたりするような、技術の修練と蓄積が不可欠なメインストリームのアートではなく、多分にセンス、感覚によるところが大きいサブカルチャーよりのアートなのだと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GENKYO 横尾忠則 東京都現代美術館(MOt)

2021-10-16 23:03:14 | 絵画 美術展

入場料2000円。

色が綺麗で気持ちよかった。

自分が分かった範囲で、ルソーとかブラックとかピカソとかキリコとかいろんな人のタッチで描いているのだが、ものすごくペイントの技術というか描画力が高いと思った。

空想科学的なコーナーの絵が良かった。

 

キャンバスを切り貼りしたり、鏡を張り付けたり、オブジェをくっつけたり、のギミックは全く理解できなかった。

後、絵の端っこに関係ないアイコンみたいな小さなイラストを張り付けているのも意味が分からない。

 

なぜ、ああいう事をするのだろうか。

何が良いのか分からなかった。

 

横尾さんは物凄く絵を描く技術に長けている、けど、それくらいの人って絵の世界では多分いくらでもいて、そういう環境でただ絵を描いていることに飽き足らなくなったのだろうか。

あと、三島由紀夫の事がすごく気になっているみたいで、何枚も何枚も三島の顔を描いていた。

また白人女性のヌードも多数描いている。

Y字路のシリーズ等で、雨上がりの濡れたアスファルト路面に夜のライトが反射している描写が凄く上手いと思った。モネの睡蓮的な描き方で綺麗だった。

 

凄く上手いし色使いも自分にとって気持ちが良かったのだが、また展覧会があったとしても、もう一回見に行く事はないかも。

ギミックを使わず普通に絵画として仕上げればいいのに、もったいない気がする。

 

行きは東陽町駅から、帰りは木場駅まで木場公園を通り抜けたのだが、長いこと東京で営業してきたがこの公園の中に入ったのはたぶん初めて。

二時間弱、美術館の中を歩いたら腰と股関節がおかしくなってしまった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする