那須太社 錦輔 の日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

プライムビデオ BOXING 二日目

2024-10-14 21:05:28 | スポーツ

昨日は堤聖也選手と井上拓真選手の試合に感動したが、今日は今一つ盛り上がらないなと思っていた。

オラアスクアガは見逃したが相手が負傷して無効試合、田中恒成も見逃したが判定負け、那須川天心は疑惑のダウンを取って判定勝ち。

那須川は動きが硬くて何がしたいのか全く分からない。相手と距離のある場所で変なステップを見せたりパフォーマンスばかり。目の上を切られた時はレフェリーが何も言ってないのに勝手にドクターチェックになると判断して気を抜いてるし。勝利者インタビューでは、来年はタイトルマッチやりたい、観たくないですか皆さん、と会場を煽っていたがもっと精進しないと誰にも勝てないと思う。

しかし最後に中谷潤人が見せてくれた。

対戦相手のペッチ・ソー・チットパッタナも中谷と同じ長身痩躯で二人がフェイントをかけあいながら対峙している姿がかなり絵になる。

ペッチは積極的に前にでて来るが、そのパンチに少し先んじて中谷のパンチがあたる。

しかし、ペッチのパンチの方が勢いがあり、中谷のパンチはやや手打ちのようにも見えた。

しかし6R、ストレートと腕を折りたたんで近い距離から撃ち込む強烈なフック・アッパーで中谷が二回ダウンを取って見事なKO勝利。

以前は長身を使って遠くから一発撃ち込んだあとすぐにクリンチに逃げるつまらないボクシングをする印象があったが、今回はパンチを打っても重心がぶれず近い距離でもクリンチせず連打を撃っていた。

相手のペッチ選手も70何戦してKO経験なしというタフで動きも良かったが、桁違いの強さを見せた。

前回観たときはこの選手の強さを理解できていなかったな。

井上尚弥にはまだまだ勝てないと思うが物凄くパンチが強い。解説者が言っていたように、ネクストモンスターでありこの先楽しみな選手だ。

何故だか良く分からないがボクシングに良い日本人選手が大勢でてきて盛り上がっているのは嬉しい。

昔は言ったら悪いけど、才能のある選手があまりいなくて面白くなかった。

大橋秀幸とか六車卓也とか、ボクシング界が低迷していた時期に頑張っていた選手たちは、根性は凄かったけど頭をつけてフルラウンド撃ち合っても相手を倒せず、両目がはれ上がった状態で判定勝ちとかで、観ていて楽しくなかった。

でもそうやってボクシングの灯を絶やさずに守り続けてきた人達がいたから、スポーツ文化として我が国に根付いて子供のころからやっている選手が増えてこんなに日本のボクシングが強くなったのかもしれない。

途中、亀田一家という日本のボクシングを茶番劇に貶めたどうしようもない人達もいたが…いまだにあの人達がプロモーターとか解説者としてボクシング界で派手に動いているが出来れば表舞台に出さないようにしてもらいたい。

RIZINはドーピング疑惑が持ち上がって綺麗な裁定がなされずもう見る気がしないので、これからはボクシングを見て楽しませてもらおうと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井上尚弥 VS スティーブ・フルトン

2023-07-26 00:17:00 | スポーツ

井上選手の8RKO勝利。

井上選手は徹底的に距離を外して撃ち合わない選手。

だから、途中フルトン選手のパンチが当たるようになって心配したが、結果的にはまったく心配なかった。

クリーンヒット1発でフルトン選手は沈んだ。l

 

井上選手のパンチの打ち方も独特で、体の真横にいる相手に強烈なパンチを打ちこんでいた。

ただ、目の前の相手に真っ直ぐパンチを打ち込めなくて変な風にからぶりしていたのが気になる。

 

プロ野球選手でイップスという精神的な病で思い通りに体を操れなくなって、真っ直ぐボールを投げられなくなる選手がいるが、ボクシングでもそれがあると思っていて、井上選手の弟さんもそうなんだろうと思っている。

今日の井上選手を見ていると、もしかして井上選手もそうなのかな、と心配だ。

 

あと、ドコモのLeminoで観たのだが、司会のアナウンサーさんは捌き方が凄くうまいと思った。

村田さん、長谷川さん、西岡さん、畑山さん、というレジェンド4人をそろえた解説陣を実にうまくさばいていて、聞いてて感心した。

特に我が強くて空気を読まない頭が悪くて面倒くさい畑山さんの扱いが絶品で、畑山さんもアナウンサーさんの狙い通りのコメントを気持ちよくしゃべっていたと思う。

 

また、同じ階級でやはり2団体制覇していて、井上選手と次戦で戦う事が期待されるタパレス選手がリングに上がっていたが、あまりにニコニコ良い人っぽくてこれはやめて欲しかった。

タパレス選手の人柄が良いのだろうし、同じフィリピン人のドネア選手と井上選手が仲が良いことからも井上選手に親近感があるのではないかと思うが、もうちょいピリピリしてほしかった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボクシング 清水聡選手

2023-07-25 22:27:35 | スポーツ
今、ネットでラミレスとの戦いを観てるのだが、どうしたの?といいたい動きの悪さ。
減量苦なのか?
変な薬でも飲まされたのか?
とてもオリンピック代表選手だったとは思えないぎこちない動きだ。
ほんとに強いのか?
タイトルマッチをやるだけの選手なのか?
解説の村田さんの友情に満ちたコメントは良いが、観ててイライラする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井岡一翔VSジョシュア・フランコ

2023-06-23 22:46:08 | スポーツ

どっちもどっち、観る気が起きない。

井岡は昨年末の試合の際の検体から大麻成分が検出されたが、微量で世界反ドーピング機構の定める上限基準以下のため違反に当たらない、という結論が出たらしい。

 

フランコは計量で体重が3.1㎏オーバー。井岡の大麻問題が二日前に報道されて精神的に追い込まれた、とか言ってるけど3.1㎏オーバーというのは多すぎるような気がする。

 

井岡は田中恒成戦の鮮烈な勝利が凄く印象深かったけど、以後の外国人との試合は今一つだし、入れ墨についても自分としては良い気持ちがしないし、今回の変な騒動でもう応援する気持ちがなえてしまった。

JBCがなぜ去年の検査結果をこのタイミングで出したのかは気になるが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田哲也さん Eastern Creek Australia 1993

2023-05-11 22:38:02 | スポーツ

youtubeで検索したら出てきて観てたら、やっぱり最後まで見てしまった。

Harada Snatches The Victory On The Line | 250cc R1 Eastern Creek Australia 1993

以前にもブログに書いたがホントにすごいレースだった。

自分はレースなどやった事が無くてあとづけの知識だが、このレース1993の初戦だったと思う。タイトルにもR1てつけてあるし。

当時東京に住んでいて、テレビ東京が日曜深夜に録画を放送していて、当時WGPにそんなに興味なかったと思うがなぜかそれを観ていた。

インターネット等もなかったと思うし、バイク雑誌で情報を得ていたのかもしれない。そこは憶えてないけど。

実況は千年屋アナ、解説は山田純さん。

 

最初はマックス・ビアッジとロリス・カピロッシがバトルして、それを原田哲也とジョン・コシンスキーが追いかける展開。

どうでもいいけど、ビアッジは最初のころはマッシミリアーノ・ビアッジと名乗っていたのだが、途中からマックスと言うようになった。

ビアッジとカピロッシのイタリア人はホンダエンジンでパワーがある。

カピロッシは時々パワーをかけすぎてウィリーしている。

原田のヤマハエンジンのマシンはホンダよりパワーに劣り、アメリカから参戦のコシンスキーのスズキエンジンはヤマハよりさらに劣る。

やがて4台が激しく競り合うバトルとなり、カピロッシがカーブから車体を切り返す時パワーをかけすぎてウィリーする。

その一瞬のスキをついて原田がトップに出る。

自分は何気なく観ていたのだが、解説の山田純さんが「カピロッシが切り返しの際にパワーをかけすぎてウィリーしたすきを原田が衝いたんですね」と解説してくれた。

先頭に出た原田だが、パワーに勝るカピロッシ、ビアッジも追いすがり、コシンスキーも負けじとくらいついてくる。

4台でバトルしてペースが落ちたのか後ろからホンダに乗るドリア―ノ・ロンボ二まで追いついてくる。

が、ややライディングが荒かったカピロッシがコントロールを失って転倒し、原田とコシンスキーの2台が前に出て、ビアッジ、ロンボ二はついていくことが出来なくなり遅れる。

そのあと、コシンスキーは天才的なライディングで原田を追い抜きトップに出る。

しかし、パワーに劣るスズキに乗るコシンスキーは原田を引き離すことはできない。

原田はコシンスキーの後ろにピタリとついていく。

コシンスキーは何度も後ろを振り返って原田がどこにいるのか確認する。

おそらく、原田は抜こうと思えばどこでも抜けたのではないかと思う。

けど、抜いてもコシンスキーが抜き返しに来るのが分かっていたのでどこで抜けばいいのかタイミングを計っていたのではないか。

だから、コシンスキーは「あれ、なんで原田は抜き返しに来ないんだろ?こけたんか?」と思って何度も振り返っていたのだと思う。

そして、二人は最終ラップ、最終コーナーまでコシンスキーが前、それを原田が追う体勢で走る。

最終コーナーを抜けてメインストレートに入ってもまだ先頭はコシンスキー。原田は追いつけない。

もはやコシンスキーの勝利が確定したとしか思えない場面。

しかし、チェッカーフラッグまで半分くらい来たところで原田がスリップストリームを抜け出してコシンスキーに並びかかる。

スリップストリームっていうのも実際どういう物かわからないけど、たいていストレートの後半で抜け出して前の車を抜きにかかるが、原田は最終コーナーを出てちょっと来たくらいで抜きにかかっているので、やはりエンジンパワーの優位性もあったのだと思う。

しかし、チェッカーのちょっと前で一気にコシンスキーを抜き去り勢い余ってやや幅寄せっぽくなりはしたが、原田が先頭でゴールラインを走り抜けたあの時の感動、また思い出した。

結局、原田選手はこの年何度も神がかり的な勝利をつかんでワールドチャンピオンになる。

youtubeの画像は粗いし、綺麗な画像のDVDとか売ってないかな。

WOWOWだったかでも放送やってたみたいだが、自分はもちろん実況は千年屋さん、解説は山田純さんで観たい。

 

このレースで先頭集団を形成していたメンバーは皆、ゼッケン番号が2桁。

原田選手は今も覚えている、テルカー・バレージの31番(追記:チーム名がバレージでテルカーはメインスポンサーで確か南アフリカの電話会社だったと思う)。

前年のチャンピオンは誰だったのだろう?ゼッケン1はこのレースで先頭には全く顔を出さなかった。

ロリス・レッジアーニかな?他の選手知らないけど。ルカ・カダローラはもう500CCにステップアップしてたと思うし。

活きの良い若手がベテランを凌駕して初戦から大暴れした年だったのかな。

WGPはヨーロッパの文化でイタリアやドイツの選手が多かったが、アメリカ人のコシンスキーもラッキーストライクの看板を背負って非力なスズキエンジンのマシンですごく頑張って印象的だった。チーム監督のケニー・ロバーツ氏とうまくいかなくて結局WGPでは大成しなかったようだが。

この年は125CCでも日本人選手が大暴れして、印象的なレースが多かった。

125CCのレースもダイジェストでテレビ東京が放送してくれたのでその雄姿を観る事ができた。

 

もう30年も昔のことになるんだ。

なんか懐かしい。

 

https://www.youtube.com/watch?v=B2wekTwHQT4

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする