那須太社 錦輔 の日記

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カリブ海

2021-09-30 12:46:39 | 日記

今まで「カリブ海」というのが良く分からなかった。

北米の下の方にこまごました島嶼がたくさん点在しているみだいだけどその辺りなのかな、くらいに思っていたが、よく地図を見てみると、北は大アンティル諸島、南は小アンティル諸島に綺麗に囲まれて大西洋とは区分されていた。

そこに、キューバ、ジャマイカ、エスパニョーラ島(ハイチ、ドミニカ)、プエルトリコ、トリニダードトバゴといった大きな島があって、他にもキュラソー、ケイマン、ナッソー、バハマ等聞いたことある島々国々が点在している。

元は陸地で浅いのかなと思ったらそうではなく、キューバとジャマイカの間には海溝があって深さ7684mもある。

地図を見ていて、エスパニョーラ島がなぜかドミニカ共和国とハイチに分かれているのが気になり調べたら、元々スペイン植民地だったが、人が少なくなった際にフランスが西側を占領し、それがハイチになったらしい。

このあたりは地震地帯でかつ台風地帯でもあり、自然災害が甚大で統治が難しいようでハイチは国家運営が破綻しつつあるようだ。
2010年マグニチュード7の大地震、支援のため乗り込んだ国連平和維持軍がコレラを持ち込み大流行、今年に入って大統領が7月に暗殺され、8月にはまたもマグニチュード7.2の大地震、米国が人道上の配慮からハイチ人不法移民の本国送還を猶予する措置を取ったことから大量の難民が米墨国境に押し寄せている。命がけで海路コロンビアに渡りそこから米国を目指すらしい。
言葉がフランス語ベースのクレオール語なのでスペイン語ベースの他の南米諸国に移民してもなじむことが難しいのだとのこと。

ハバナ、パナマ、バハマはよく似ている。パナマは運河があるので間違う事はない。ハバナとバハマが今一区別しにくいが、ハバナはキューバの首都、バハマは英連邦王国に属する英語圏の国らしい。

※大アンティル諸島はキューバ・ジャマイカ・イスパニョーラ島・プエルトリコ辺りのことで、バハマ等フロリダ半島からエスパニョーラ島へつながる列島は、バハマ諸島というらしい。

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キューバの事、フィデル・カストロ、チェ・ゲバラ

2021-09-28 23:10:25 | 読書感想文

中公新書の「チェ・ゲバラ」をボチボチと読んでいる。

普通に書かれた新書で、専門家がその専門とする分野の事をまとめてくれている感じだ。

中公新書はおそらく編集者が敏腕なのではないかと思うが、すごく面白い著作に出会う事がある。

渡辺昇一先生の「ドイツ参謀本部」とか(他はパッと思い浮かばないが)。

そういうとても面白い本ではないが、入門編としては読み易い。

 

キューバ革命は現代のファンタジーみたいな出来事だったようだ。

1956年11月25日にグランマ号でメキシコのトゥスパン港をでたときのカストロ、ゲバラらの一同は82人。カストロは弁護士、ゲバラは医師、専門の兵士はいなかったようだ。

それがキューバへ上陸し山中でゲリラ戦を続けるうちに、農民を兵士として仲間に加え都市部の反政府勢力と手をつなぎ、国民の支持を得て、元々反感をもたれいていたバティスタ大統領を徐々に追い詰めていき、1959年ついに大統領はドミニカへ飛行機で逃亡し、軍部も動揺して革命軍に指揮権を預けることになる。

地理的に米国の目と鼻の先である。

当時の侠気の強い人なら、良くやった!と快哉を叫んだのではないだろうか?

 

まだ読んでる途中だが、その後は革命をつぶそうとする米国に対抗するため、ソ連が率いる共産主義勢力に迎合・合流する事となり、若き英雄たちの苦難が始まるようだが…

 

ちなみにバティスタ元大統領は写真を見ると純欧米系の顔ではない。華人、先住民、ムラートの混血であったという。

米国資本やマフィアに持ち上げられて大統領にはなっていたが、地縁・血縁・同志愛・宗教等に基づく権力の基盤は弱かったのではないか。

あまりにもあっけなく脆弱な敗北ぶりからそんなふうに思った。

実態としては米国の植民地として支配されてきたわけで、おそらくキューバはそれほど人口も多くなく堅固な国家として成り立っていなかったのかもしれない。

もしそうだとしたら、保守という概念も勢力もなく、案外カストロ達のような「正義感」に基づく闘争は容易だったのかな。

外務省のWebサイトでは、キューバの先住民族は1492年のコロンブスによる「発見」から始まるスペインによる400年の支配で「全滅」した。とある。酷いものだ。

これに代わって鉱山採掘や砂糖農園の労働力としてアフリカから奴隷が連れてこられた、との事。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol45/

我が国にはありがたいことに長い歴史がある。

これを守らなければならない。

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スティーブ・リリーホワイト(音楽プロデューサー)

2021-09-26 22:17:32 | 音楽

Wikipediaで検索したが出てこない。

U2やBigCoutryを世に出した名プロデューサー(シンプルマインズとかの大物も手掛けたのではなかったか?)。

スコットランドのバグパイプとか取り入れて、メロディがドラマチックでこの人のプロデュースしたバンドの作品は好みだったが、今はどんなバンドを手掛けてるのか。

気になるな。

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ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(彼らは生きていた)

2021-09-26 16:36:50 | 映画

ロード・オブ・ザ・リングスのピーター・ジャクソン監督が第一次世界大戦の模様を撮ったモノクロフィルムに着色編集した作品。

amazonプライムで視聴。

以前「彼らは生きていた」という題名で劇場公開されていたのではないかと思うが、今はこういう英語のタイトルになっていた。

前評判が高かったが、それほどとも思えなかった。

イギリス軍兵士、それも一兵卒クラスの視点での回想が当時の映像にかぶせられて延々と続く。

塹壕戦の悲惨さ、とか現場の情景、については戦争映画で観てきたものと変わらないし、驚かされるようなものはなかった。

塹壕足が凍傷によるものとは知らなかった。足指が真っ黒になった写真はグロテスクだった。

NHKなんかのドキュメンタリーで第一次世界大戦のドキュメンタリー動画は見たことがあるが、やはりカラーだとリアルさは段違い。

しかし、かなり淡々としていてずっと元兵士の昔話みたいな感じでナレーションが続き飽きる。

イギリスは第二次世界大戦よりも多くの兵士をこの戦いで失った。恐ろしい記憶だったのだろうと思うが、元兵士たちの回想は割とのんびりした感じだ。

16歳とか、15歳とかで歳をごまかして兵士になった、という話がたくさんでていて、これは驚いた。

あと、街中で女性に、なぜ兵隊にならないのか、臆病な人だ、と詰られたりもしたらしい。

皆熱に浮かされていたのだろうか?

自国に攻め入られたわけでもないのに、なぜ15、6歳の少年たちまでが兵隊になりたがったのか?

 

あと、この戦争では英軍士官の死傷率が非常に高く、それは士官になる上流階級の若者たちに、選ばれた者の義務、ノブレスオブリージュ、という意識があって、危険を顧みず率先垂範して戦闘に臨んだためだと言われるが、この映画ではそういった上流階級出身の士官達の回想は描かれなかったので、そこは物足りない。

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中米諸国の国名の覚え方

2021-09-23 12:36:23 | 日記

帰省して、父のかかりつけの医者まで同行した際に、バスを乗り継ぐ際の待ち時間にブックオフへ寄って中公新書の「チェ・ゲバラ」伊高浩昭著を買った。

ボチボチ読んでいるのだが、ゲバラが中南米諸国をあちこち行ったり来たりして、特に中米の国々の位置関係がわからないのでネットで調べたら、良い覚え方を情報開示してくれてる方がいた。

http://cosmicstation.jugem.jp/?eid=578

ベリーグ―、絵本にコスパ

1、ベリー ベリーズ

2、グー  グアテマラ

3、絵   エルサルバドル

4、本   ホンジュラス

5、に   ニカラグア

6、コス  コスタリカ

7、パ   パナマ

 

あと、南から

パナマ超す、日本の猿がメキシコへ

というのもあって、これも覚えやすいが、ベリーズが入ってないのと、南からたどっていくのが今一つ気に入らなかった。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11163403631

 

南米は何となくわかってる気になってるが、実際はどうかな~

 

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