名作である。
多数の傑作を送り出されている村上先生の作品。
読み返して思ったこと。
最終巻で修羅に麻里さんが声をかけるシーン。
わたし、思うたんやけど・・・
阿修羅は、暴れまわり、天上の神々とさえ戦った末に・・・
ようやっと魂の救いをえたのやないかしら・・・
そうやとしたら、今あなたに必要な事は、惑い無く力いっぱい戦い抜くことなのかもしれへんん・・・
この場面でいえることではないかもしれないが、修羅には「負けること」が必要だったのではないだろうか。
名作である。
多数の傑作を送り出されている村上先生の作品。
読み返して思ったこと。
最終巻で修羅に麻里さんが声をかけるシーン。
わたし、思うたんやけど・・・
阿修羅は、暴れまわり、天上の神々とさえ戦った末に・・・
ようやっと魂の救いをえたのやないかしら・・・
そうやとしたら、今あなたに必要な事は、惑い無く力いっぱい戦い抜くことなのかもしれへんん・・・
この場面でいえることではないかもしれないが、修羅には「負けること」が必要だったのではないだろうか。
セクハラ問題であれこれ、この外人が発言している。
お前の国のセクハラ問題をまず解決しろ!
タコが。
もと英語教師らしいけど、調子に乗るな!
三菱一号館美術館にてルドン展鑑賞。
ドムシー男爵、という単語がなんとも魅力的。
絵については、良いなと思うものもあったが微妙だ。
木炭で描いた絵は全然面白くない。テーマも空想的なものばかり。
樹木の描き方がちょっと面白いと思った。梅みたいな感じで枝の伸び方が変だった。
エッチングでは石かセメントの質感がちょっと良いなと思うものもあった。
ドムシー男爵の邸宅の壁画は良いものもあった。白色の使い方が好きだ。
花瓶に生けた花の絵もいくつか良いなと思った。
ただ、同じ1910年~1912年くらいの間に花瓶に生けた花の絵をいくつも描いているが、それぞれ全くタッチが違って別の人の絵のようにみえる。
ルドン・タッチというか、花も花瓶もリアルとは異なる自由自在な色を使っている絵が気に入った。
でも蝶の絵とか下手だ。
目玉のグラン・ブーケは今一。パステルで描かれているが、花瓶の上に花がかぶさっているが、油絵みたいに花瓶を書いた上から花を描くのではなく、花を描いてから花瓶を塗っているような気がする。花瓶が不安定な感じである。
丸い花は丸く円を描いて、その中に少し小さく円を描く、そうすると太さの一定しない輪郭線が出きるが、そういうタッチが良いなと思ったが、そういう絵ばかりではない。
西洋美術の中ではそれなりの大家とされていると思うが、それほどたいしたことはない、と思った。
今回の展覧会のテーマが何か知らないが、総覧的なものではなかったのかもしれない。
もっとシャガールっぽい絵かと思っていた。