荒玉水道道路を走りたいがために中野駅まで輪行した。
実は初輪行である。中野駅前で自転車を組み立てたら後輪のブレーキ片側が車輪に食いついてペダルが回らない。
中野は土地鑑があるので、北口のサイクルスポットというお店まで行ってみてもらった。
ラチェット式の六角レンチでブレーキの所をカチャカチャと回して、ハイ、直りましたよ、とわずか数秒で直してくれた。
お代は?と店員さんに聞いたのだが、いりませんよ、と言ってもう次のお客さん対応されている。
ありがとうございました、とその場を離れたのだがなんか飲み物代くらいお渡しすればよかった。
中野駅は1年ぶりくらいだが、なんか北口が大々的に変わっていた。バスロータリーがなくなって大きな歩道橋が出来ている。
そこはチラ見で流して新高円寺駅方面へ走る。
環七と青梅街道の交差点近くの中華料理店で昼御飯を食べ、荒玉水道道路へ入る。
とにかく真っ直ぐな道。時々一方通行になるが、自転車は走っても大丈夫。
しかしながら、結構、信号があって自分のような遅いペースで走っていると毎回止められる。
しかも、坂の底に信号が設置されていて良い調子で坂を下ってそのままの勢いで上ろうとして信号で止められることがシバシバ。
車も結構、横道から出てくる。抜け道みたいな感じの道なのだろう。
井の頭通りを越え、甲州街道を越え、環八を越え、その辺りからはあまり知らない道になる。
知らない道なので風景が新鮮、緑も多くなり気持ちが良い。
途中、環八手前のヨークマートで手洗いを借り、飲み物を買って、砧浄水場から多摩川に到着。
図上の計画では多摩川沿いに多摩センターまで走り、そこから町田まで行って輪行で帰る予定だったが、多摩川到着時点で到底そのような長距離は走れない状態である。
とりあえずフラフラと多摩川左岸沿いに上流へ向かうが堤防上の道はすぐにガタガタ道になる。
ここで地図を見て大幅に計画変更し、とりあえず仙川駅まで走って、あとは輪行して帰ろうということにした。
しかし走っている途中でなんとなく、もうすこし走れるな、という気分になっってきた。
そこで仙川駅の手前で右折して環八を越え、また荒玉水道道路に入って甲州街道へでる。
甲州街道を四谷駅まで走って総武線に乗って輪行、一番後の車両にのって無事帰宅できた。
40km弱かと思うが結構疲れた。
体力の衰え、暑さ、頭の中では楽々走れる距離でも、実際は全く無理だった。それで前を走るママチャリの些細な動きにイライラしてベルを鳴らしたりしたりして反省しきり。
輪行で楽をさせてもらったが、もっと少し可愛い計画をたてなければいけないな、と思わされた。
ペットボトルを凍らせてもって行き、途中溶けた冷たい氷水を頭にかけて体温を下げたが、これは正解だった。
水分を経口摂取するだけでは体温が下がらなくて、頭痛が始まるのだが、この策をとったことでかなり頭痛がましになった。