インドとイランて隣なのに、なんでインド人は色黒でイラン人は白人(ペルシャ)なのかなと思っていたが、インドというのは元々大きな島でユーラシア大陸とはくっついてなかったのが、4,5000万年前に南から北上してきてくっついたらしい。
そこでできたのがヒマラヤ山脈。
だからヒマラヤだけでなくヒンズークシュ山脈とかスライマン山脈とかインドの縁辺には山脈がそびえていて周囲から隔絶されているらしい。
唯一ハイバル峠がわずかに通路となっていて、そこからロシア・アルメニア方面から来たアーリア人が入ってきて元々いたドラビダ人を奴隷化しつつ南下して混血するうちに周囲から隔絶したインド亜大陸の中でいまのインド人となった、ということらしい。
なのでインド・パキスタンとイランは近くて遠い国、で文化とか人種が違うのだ。
(ペルシャ人とアーリア人も違うのかな)
しかしそうなると、パキスタンとイランの国境の海岸付近がどんな地形なのか気になる。
山側は険しくても海側から出入りできるのではないか。
Googleマップでみると両国の国境付近の海岸はJiwani Bayという湾になっていて、その東のグワダルという岬は港があって結構街が栄えているみたいだ。
しかし、その北方を見ると海岸線と並行するような川があり、おそらく山脈で南北が分断されている。
海岸線にそって山脈が並び、そのふもとに狭い平地がある、ような感じだろうか?
※追記
パキスタンの真ん中をインダス川が流れていて、河口付近は開発されておらず、三角州が重なっている。なんというのだろう、こういう地形は。
河口から少し西に離れたところに国内最大の都市カラチがある。そこから西は山岳地帯になっているようで面白い地形だ。上記したように海岸線にそって川が流れていて、おそらく海側に山脈があって内陸部との間の壁になっているのではないか。
インダス川の最上流域には首都イスラマバードがある。
そして、インドとの間にも山地があるようだ。