そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

もだえ苦しむ「ギター中毒者」の休日。

2009-06-21 20:46:24 | お茶の水博士と歩く楽器街


  ギターの事をあまり知らない時の方が、ギター屋通い
が楽しかった。「今日、はじめてギブソンのオールドを弾い
た」とか、「マーチンのD-45をはじめて弾いた」とか、そん
な事で喜ぶ事ができた。

 最近は、各ブランドの音の個性、機種による音の違い、
年代による音の傾向までしっかりわかっているから、もう、
「予想外の喜び」というものは、あまりない。格好をつける
わけではしないが、いつも「なる程」という感じなのだ。

 でも、そんな事を私は望んでいない。新しい喜びを探し
続けるのだ。しかし、雨の日は当然の事ながら、たくさん
の店をまわる事はできない。雨がやんだ「隙」を突いて、
埼玉のいくつかの楽器屋さんとハードオフをまわった。
しかし、今日は、とんでもない程の不作。ふじみ野のハー
ドオフで日本のYAMAKIというブランドの中堅機種、140
を弾かせてもらって、「なかなかやるなぁ」と思った程度。
それ以外は、くず。物足りない。そして、楽器中毒者は、
もだえ苦しむのだ。「どこぞに、最高のギターはないか」と。

     路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
             http://pub.ne.jp/solo_solo/