かなり前の話だけれど、最初に川奈まり子さんと話したのは、
チャーさんの事(あの方と青柳さんは、恐らく同い年なの)。と言
っても、ここにくる人がよく知っているピンククラウドとかJLCの頃
ではなく、『闘牛士』『気絶するほど悩ましい』とかのアイドルの時
代の話。そんな事を思い出しつつ。スーパースターの持つ「華」
について考えた。
ここにくる人は、色々な形で人前に立つから興味あるよね。華
って何?チャーさんは、今から33年前の1976年のソロデビューな
のだけど、今だに、華を持っている。コメントをくれた川奈さんの最
近のショットを検索したのだけれど、「家庭の人」とは思えない華が
あった。華は、どこから生まれるのか。
チャーさんは、デビュー当時、「天才ギタリスト」と呼ばれた。それ
以降、彼よりテクを持ったプレイヤーは、山程、出てきた。それでも、
チャーさんの輝きは失われていない。そのほか容姿がいい、目に力
がある、身のこなしがスピーディとか。でも、それほど素敵な風貌で
なくても、動きがゆっくりでも華のある人はいるのだ。
じゃあ、スマイルが素敵、表情に余裕があるとか。これも完全とは
言えない。中には、今まで貧弱だったのに、ある日、突然、華を持ちは
じめた人もいる。そう考えると、場数、慣れ、自信という要素もあるかと
思ったり・・・。
本にも書いたけれど、「路上音楽」の取材で、泉谷しげるさんに会っ
た時、「お前、ミュージシャンとして成功したいのなら、ミュージシャン以
上にならなくちゃだめだぞ」と言っていた。その言葉の先に答えがある
気がしないでもないが・・・。ねぇ、華って何?
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/
追記・ちょっと面白いと思った。川奈さんは、もうカンペなしで「真っ赤なチ
ェリー」って歌ってくれるつもりなの。もちろん、川奈さんが歌う事を想定し
てつくったのだけど(笑)。
姉さん!衣装はセクシーでなくてよいのでパンクな感じにして下さい。
椎名林檎ちゃんが、「失礼しました。姉さん」とひるむようなヤツ(笑)。で
もね、あの人は、そう言うと、それがすぐにできてしまう人なの。土屋アン
ナさんもたじろぐよ。きっと。
追記2・華のある人がボーカルだと、色々なコンセプトも浮かぶ。ハードコ
アなオケで川奈さんボーカルとか、ジャンベとギターとパーカッションでジ
ャジーでエスニックな大人なバージョンとか。いつか、実現させてぇな。