私達はサーヴィスマンですから、どんなお客様であろうと、しっかりとケアしなければなりません。勿論、喜んで頂かなければなりません。
しかし、普段、お客様が帰るときに「美味しかったよ」とか「また来ます」「有難う」などと言われても私は嬉しく思いません。
なぜなら、大人のお客様は仮に不満であっても外交辞令を言って帰るものです。私だってよその店に行った時はそうですもんね。
こんなことを立場上、アチコチで吹聴しています。「喜んで帰ってくれた、と喜ぶな。」「本当は何か不満はなかったか?と思うべきだ。」と・・・・
しかし昨日は嬉しかったですね。
春にそむりえ亭で「プロポーズしたいので」という理由でご予約いただき、私も協力させていただいたカップルが「結婚することになりました」と報告に来たのです。
プロポーズの時が初めての利用でした。おそらく彼氏は緊張したことでしょう。私もドキドキです。
それが今日は彼氏も彼女も終始こぼれんばかりの笑顔です。うれしいなあ!!
さすがにこれは外交辞令とかでは無いと判ります。
結婚式のスライド上映で私の写った写真も出していいか?と言われました。断る理由は何処にもありません。
何時までも独身の私にとっては羨ましい限りですが、決して悔しいことはありません。
何時までも幸せでいて欲しいですね。
勿論、私たちのサーヴィスが良かったからプロポーズに成功した、と言う訳ではないと思います。彼氏の人柄がよく、彼女に愛があったのでしょう。
そむりえ亭、そんな場所として使って頂けたことを感謝します。