ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

クリスマスの感覚

2013年12月25日 04時36分43秒 | ちょっと休憩

私が子供の頃は「父が靴の形の入れ物にお菓子を持って帰ってくる」であって、決して派手なものでは無かったと思います。

いや子供でしたから知らなかった、のかもですが・・・・

そして大人になって直ぐはバブルの手前ですから、やはり「さほどではない」印象です。

が、80年代の半ばには途轍もなく派手な時代になります。

私はホテルのフレンチにいましたから、なお一層派手な世界でした。

まさに「札束が飛び交う」感じです。


時代はかわり不景気を経験して、またアベノミクスで若干の「あおり」で浮足立っている報道がありますが、どうなんでしょうか?

アメリカ村は実際の所、クリスマスらしい装飾はあまり感じませんでしたし、お客様はアメリカ村に限らす、芳しくない事を聞いています。

そむりえ亭に関していうと一回転分は予約が入りましたが、「ホテル時代の様に時間を制限したくない」という考えでご予約をお受けしましたから一回転で終わりです。

1989年の私の所属したレストランの夜営業は完璧に3回転でしたから及びもつきません。

そむりえ亭を始めて6回目のクリスマス。

バブリーではありませんが、穏やかでしっかりとサーブ出来た「私としては満足」な営業でした。


負け惜しみではありません。

ちゃんと自分の意志で「コースだけではない」「時間制限しない」「高いワインを勧めない」「やりたいサービスが出来る」を実践するというのは楽しい事です。


まだまだ未熟ですが、今日今年最後のクリスマス営業を楽しく終えたいと思います。