「お手伝い」って・・・

私のような人間には他人様の厚情＝ヘルプやお手伝いというものは大変ありがたいものです。

仕事にせよ私生活にせよ、数々のお力を借りてきました。



周年時や私の苦手とする分野の仕事は「信頼できる知人、友人」に色々なことをお願いしたりしますが、私の期待する以上のことをして頂けます。

毎回、頭が下がる思いです。


しかし、私がお手伝いの立場になると・・・・


よく報道で震災時のボランティアと称する人たちが「むしろ地元の方の負担を増やしている」ような記事を見ますね。

私もそうではないのか？

或いは先方の想定する結果に届かなかったのではないか？



昨日は私の敬愛する奈良県出身のソムリエが移り住んだ徳島県は三好市で「一人で切り拓いた農園」に仲間4名で行ってきました。

初めての苗付けのお手伝い。

しかし、ろくな働きが出来なかっただけでなく、お弁当や飲み物を近所のお婆ちゃんまで巻き込んでお世話頂いたり、です。

「手伝いに行った」というより「お邪魔した」って感じかもしれません。

同行した他のメンバーは若さもあっては充分なお手伝いをしていましたが、年長の私は「歳には勝てない」のかなあ・・・・などと感じました。

恥ずかしい限りです。


ちなみに今年植えた苗は160本ほど。

数年後に最初の実を実らせる事でしょうし、新しい畑にも苗付けをされるようです。


またリベンジの機会を与えて頂きたいな、と思います。


　　　　　　　　　　　　　樋口誠