世の中の男性が「男が強くて女は弱い」と思っていて、実際は「女は強い」のです。
それは紛れもなく恐妻家のご主人はよーく身に染みているものと思います。
それと同じように「赤ワインは強くて白ワインは弱い」と思っている人も多く・・・・
そういう方の判断は「色が濃い」とか「渋い」とかからくるのだろうと思います。
しかし、果たしてどうか?というと白の方が強いことが多いと感じています。
例えば酸化に耐えるのは耐えるのは白で、赤は刻々と酸化して劣化していきますが、白は自身の持つ酸でむしろ開いていき劣化はかなり後からやってきます。
酸というのは他の酒とワインを区分する大きな要素ですから、そこが強いというのが一番なんですね。
確かにタンニンはありませんが、赤のタンニンは「いずれ無くなるもの」なのです。
で、何が言いたいのかというと「男は強いワインを飲むもんだ」的な考えはやめて「芯が一本通った豊満は白」を認めましょう、と言うこと。
また「実は白こそデキャンタなどのエアレーションで大化けしますよ」ってことです。
そむりえ亭でするワインメーカーズディナーなどに参加されている方は、その辺の違いを体験されていると思いますが、今月の白はそれが判り易いのを揃えています。
白は強いんです。
あ、何事にも例外はありますけどね・・・・
樋口誠
それは紛れもなく恐妻家のご主人はよーく身に染みているものと思います。
それと同じように「赤ワインは強くて白ワインは弱い」と思っている人も多く・・・・
そういう方の判断は「色が濃い」とか「渋い」とかからくるのだろうと思います。
しかし、果たしてどうか?というと白の方が強いことが多いと感じています。
例えば酸化に耐えるのは耐えるのは白で、赤は刻々と酸化して劣化していきますが、白は自身の持つ酸でむしろ開いていき劣化はかなり後からやってきます。
酸というのは他の酒とワインを区分する大きな要素ですから、そこが強いというのが一番なんですね。
確かにタンニンはありませんが、赤のタンニンは「いずれ無くなるもの」なのです。
で、何が言いたいのかというと「男は強いワインを飲むもんだ」的な考えはやめて「芯が一本通った豊満は白」を認めましょう、と言うこと。
また「実は白こそデキャンタなどのエアレーションで大化けしますよ」ってことです。
そむりえ亭でするワインメーカーズディナーなどに参加されている方は、その辺の違いを体験されていると思いますが、今月の白はそれが判り易いのを揃えています。
白は強いんです。
あ、何事にも例外はありますけどね・・・・
樋口誠