何度か書いていますが、ワイン界でよく言われる「マグナム=1,500mlは普通サイズより美味しい」は違うと思っています。
出来上がったワインは同じ樽なりタンクから瓶詰されるわけですので、出荷したては同じなんです。
ただ、何故「マグナムは美味しいと言われるのか?」を考えるに「動きがゆっくり」ということに尽きるのではないかと思います。
つまり「そんなに頻繁に売れない」=「ゆっくり休ませるor熟成の時間が取れる」ということ。
下手をすると
①普通ボトルより熟成が遅く若さが抜けない。
②温度コントロールが難しい。
③内容量あたりの価格が高い。
等の問題もあります。
そむりえ亭では通常ボトルのワインを使ってBy the Glassでマリアージュをしていますのでマグナムの出番は少ないのは上記の理由もあってです。
が、実際は少しずつ買い貯めています。
そして休ませているわけです。
それを・・・
営業再開後の「いい日取りを見つけて」ワイン会形式でお出ししようかな?と目論んでいます。
景気が戻るまで「月一」位のペースで如何かな?と・・・
勿論、通常のコース12,000円(アミューズ+料理5種+デザート+ワイン6種)は並行して走りたいと思います。
もし、「こんな産地のマグナムを入れて」「この日取りがいい」等々のご希望のある方はご一報くださいまし。(ご希望に添えない場合もあります)
兎にも角にも状況が落ち着いて「さあ、店を開けるぞ」と私が言えるようになることお祈りください。
樋口誠