1972年
まだまだ世間など解っていない中学一年生。
多分「可愛い少年」だったと思います(笑)
そんな誠少年も驚いたニュースや報道番組。
丁度50年前の今日2月19日から2月28日に終焉を迎えるまで9日間も要した立てこもり事件。
ず~~~っと、テレビで流れる映像。
寒い雪の山中に重機にバカでかい鉄球が吊り下げられ、建物を破壊していきます。そして銃声。
世に言う「あさま山荘事件」
連合赤軍と呼ばれる極左の残党が引き起こした革命闘争の2大事件の一つです。
沢山の警官や機動隊が犠牲になったと聞きます。
もう一つは「山岳ベース事件」
やはり連合赤軍のリーダー永田洋子なる人物が「総括」と言う名のもとに次々に仲間をリンチし惨殺するというもの。
子供ながらに色々と考えた事を思い出します。
この年は「沖縄返還」「日中国交正常化」という大きな出来事もあり、中国とアメリカが近づいた年でもあります。
国外でも「テルアビブ空港乱射事件」等も「赤軍」が手を染めていました。
あれから50年。
色々と変わったような、変わってないような・・・
ウクライナや中東、アジアでの人権侵害はニュースにならない日はありません。
日本でも隠蔽、検閲がまかり通っています。
これらの事は「よその国のこと」ではないのです。
既に日本も危ない国になっていっているのでは、と思う今日この頃です。
樋口誠