平成15年は年間3万4,000人超。
自殺者の数です。
その前後15年ほどは毎年3万人を超えていましたが、このところは2万人と少しで続いています。
以前ほどではないにしろ2万人の該当者と、それを悼む周囲の関係者。
やり切れませんし、悲しいことです。
最近は渡辺裕之さんや上島竜平さんなどの著名人は大きなニュースになりますし、いたたまれません。
しかし、世に知られることなく葬られる方も沢山おられるのです。
前にも書いたことがありますが、自殺者の3分の2以上が男性なんですね。
出生数は男が多いのに最終的に男性の人口が減る一因は自殺でもあるわけです。
それはさておき・・・
「じゃあ、どうすれば」という答えを私自身は見当もつきません。
おそらく専門家にも難しい問題だろうと思います。
少なくても「私自身がそうならないこと」「知人で近しい人の空気を感じること」は意識したいな、と思います。
樋口誠