先日あるテレビ番組で「自己肯定感」を取り上げていました。
日本は先進国(っていう言い方もおかしいと思っていますが)の中で最下位のようです。
番組MCやコメンテーターは一様に「もっと自己肯定感を持つべき」とか「そういう教育をすべき」と・・・
その中で一人だけ「それが日本人の【奥ゆかしさ】とも言える」と唱えていて、むしろそちらの方が私には腑に落ちました。
ちなみに「自己肯定感」の最も強い形態が「宗教」だと思っています。
果たして、それは必要なものなのでしょうか?
少なくても私にはありません。
常に自己嫌悪との闘いです。
他人より優れている点など塵ほどもないんですから、仕方ない。
勝手な想像ですが、陸上の新谷仁美さんやスケートの小平奈緒さんなどの言を借りると彼女らは「自己肯定できないから頑張っている」という風に思ったり・・・
まあ、しかし、「自己肯定感はなくてもいいのだ」というのも「ある種の自己肯定」なのかもしれませんね。
さて、今日は4件9名のご予約。
テーブルが一卓空いています。
どうぞ宜しくお願いいたします。
樋口誠