6日広島と9日長崎の両原爆、そして15日の終戦の日。
いずれも忘れてはならない、というより「もっと強く意識したい」ことです。
私にはもう一つ。
1985年8月12日の日航機墜落事故です。
東京から大阪に向かう123便には大好きだった坂本九さんも乗っていましたし、私の中学の同級生も乗っていらっしゃったのです。
同級生も素敵な人気者だったなあ・・・
そして、当時の勤務先はその系列ホテルですから、当然大騒ぎでした。
それから10数年後にホテルの社長兼GMに就任された方は、当時のJAL社長直轄で遺族に対応する担当だったとか・・・
一度に520名もの命が一瞬に消える。
こんな事故は後にも先にもありません。
戦争の記憶と同列ではないのでしょうが、天災と違い「人間の関わった悲惨」には違いありません。
当事者や同時代の人は脳裏に刻まれるはずです。
しかし、その次の世代には残らないもの。
語り継ぐ、証左を残す、見たくない映像を子供に隠さないetc
大事な事です。
楽しい夏休みですし、親戚と顔を合わせて語らうお盆でもありますが、いくつかの「悲惨」を思い返すことは同時進行できると思っています。
樋口誠
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます