soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「カンフー・ハッスル」に涙

2004-12-22 23:55:21 | 韓国映画・アジア映画
東京国際映画祭に登場したチャウ・シンチーは
「この映画を尊敬するブルース・リーに捧げます」と言い、
会場中の喝采を浴びた。

しかし、しかしこの映画は・・・。ブルース・リーの映画とは
対極にあり、「そんなワケないだろー!」と何度心の中で叫んだか。
ワイヤーで吊るのをいかにうまく、吊っていないように見せるかに
苦心している最近のアクション映画を軽く飛び越えて、
バレバレの特殊効果炸裂もう何でもあり。
見終えて分かるのは、ブルース・リーが自らの肉体で表現したものを
チャウ・シンチーはアイデアと技術という別のアプローチで
この映画で表現しきっている。その映画に対する情熱は
劇場の画面で是非感じたい。
こんなに笑って、やりすぎだよーと思いながら、でも
何だろうこの爽快感は、何だこの涙は。映画が好きで良かった!

画像は韓国版のチラシ。
日本のものより豪華なものが多く、
2つ折り、4つ折りで見応え充分。
カンフーハッスルのチラシは「功夫」とあるが
意味不明。
登場キャラが細かく紹介している生真面目さが
好き。
大家の夫婦が実はカンフーの達人なんて
ありえない設定が怒涛のごとく登場。
満腹。