soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

オススメの韓国映画①「ラブストーリー」

2004-12-26 23:33:05 | 韓国映画・アジア映画
「ラブストーリー」
―真実の愛は、
人生にたった一度だけー
ソン・イェジンの可憐な姿がこの映画を
他と違う、ただひとつの恋愛映画にしている。

そしてもうひとりチョ・スンウの
無邪気な笑顔に、
映画を再度見るときは、のっけから泣かされる。

実はこの映画、ストーリーや人物描写を
細かく見ていくと、恥ずかしくなるセリフや
破綻した部分を放り出したストーリーなど、
映画の出来としては、いまひとつかもしれない。

ただ、そんな斜めから見たような視線を
主役の二人はもっと大切なものがあると
教えてくれる。
かけがえのないもの、
そして手に入れられないもの。

泣けたね。泣く映画がいいのかというと
また違うんだけど、とりあえず、とりあえず。
DVDやビデオでまた見たくなる映画。




韓国映画を振り返る

2004-12-26 18:33:17 | 韓国映画・アジア映画
今年劇場で見た映画は160本、
公開される韓国映画はここ数年激増している。
(タイトル後の◎見るべき○まあまあ△難アリ×見る価値なし)
1月          
「ラブ・ストーリー」◎  
「気まぐれな唇」△
3月
「オアシス」○
4月           
「殺人の追憶」 ◎     

「悪い男」◎
5月
「恋愛中毒」△
6月
「H」○
「スキャンダル」△
「二重スパイ」○
「僕の彼女を紹介します」○ソウルにて
7月
「ブラザーフッド」○
「4人の食卓」△
「箪笥」△
「永遠の片想い」△
10月
「花吹く春が来れば」◎ソウルにて
「Sダイアリー」○東京国際映画祭
「オオカミの誘惑」○東京国際映画祭
11月
「春夏秋冬そして春」○
「オールド・ボーイ」◎
「誰にでも秘密がある」×
12月
「力道山」◎ソウルにて

上記の21本を見ている。
たぶん5年くらい前なら年間3本くらいだったはず。
色々な映画が見られること、そして何より
選択できるのは幸せなことだ。
人に勧めるほど面白く、是非見て欲しいと思える
映画はそれ程多くはないが
今年は韓国映画で6本も該当する映画に
出逢えたのは嬉しかった。

特に「オールド・ボーイ」と「殺人の追憶」は
映画の面白さを十分に堪能できた。
チェ・ミンシクとソン・ガンホは役者というに
ふさわしい様々な顔を見せてくれている。

来年はどんな韓国映画がみられるか楽しみだ。



「ダ・ヴィンチ・コード」って面白いの?

2004-12-26 02:04:28 | 読書の時間
分厚い本、しかも上・下巻が平積みで目を引く。
文庫まで待てなくて買ってしまう。

ルーブル美術館で始まる物語の出だしは
スピード感があり、先が読めずに、この先
どうなるんだろうと、引き込まれた。
いい感じだ、早く先が読みたいが、
読み終えるのが怖くもある、あの感じ。
重要な暗号解読は半分もわからないが、
それはそれ程重要じゃない。

しかし下巻中盤で結末への
つじつまあわせのような説明調に、
だんだんと文字が頭に入らなくなる。

誰もが知っているモナリザや最後の晩餐といった
キーワードは良かった。
登場人物の心情の変化も、かなり密に
書き込まれていたほうだ。
だからこそ最後の最後の失速が「残念」(○)
(ダン・ブラウン著、各1.800円)


消化不良の感じで次に読んだのが
「背任」ボニー・マクドィーガル
    講談社/1100円
712ページのずしりとした文庫は
大手法律事務所で起きた信託財産流用事件、
調査に乗り出すのはやっと弁護士になった
女性アソシエイト。
リーガルサスペンスというより、
恋心が決定を揺るがし、様々な状況から
なかなか先が見えない泥沼に入っていく様は
かなり面白い。

口直しに読んだら、こっちの方が
ずっと面白く感じました。(◎)