soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「気になる最新全米/邦画ランキング」2/13付

2005-02-15 21:53:27 | 大作映画ハリウッド系
「気になる最新全米/邦画ランキング」2/13付

全米初登場1位に躍り出たのは
ウィル・スミス主演の
「最後の恋のはじめ方」4.300万ドル、
彼の最近の主演作は
1億ドルを全て超えていて、
まさにムービースターの証。
やはりアメリカ人は
軽めな笑いが好きなのか。
今回の映画はラブ&コメらしい。


先週首位の「ブギーマン」は
ワンランクダウンと
まだまだ好調。アカデミー効果の
「ミリオンダラー・ベイビー」は
4位に上昇、
ただ9週でやっと
累計4.400万ドルで、
今週1位の1週分でしかない。
作品の良さと興行はやはり別なのだ。


5位には日本では「クマのプーさん」で有名な作品の
最新作。日本でも公開されたら見ようかな。
このほか「アビエイター」
「サイドウェイ」も
粘ってランクイン、
アカデミー気になります。


日本では「オペラ座の怪人」が
2週連続1位獲得。
日本でこの手のミュージカルが
強いのは驚き。


2位の「オーシャンズ12」は
またてこ入れのCMが流れています。
40~50億ラインで終りそう。
あの内容でならたいしたもの。
やはりスター勢ぞろいというウリには惹かれます。


3位スタートは「ボーン・スプレマシー」
やはりマット・デイモン弱いのか。
この成績は残念、前作を下回ることは確実らしい。
大体このタイトルではぴあとか読まない人には
どんな映画か分からないよな。
もっと分かりやすい邦題をつけたらいいと思う。


13週目の「ハウル」が4位、
2週目の「アレキサンダー」がその下の
5位という厳しい成績。長いので回転も悪そう。
3時間の映画となると見る方も最初から躊躇してしまう。


また全米で1億ドルの大ヒットの
実績で逆輸入の「THE JUON」は
何と9位に登場、「着信アリ2」の
7位よりも下というこちらも
厳しい厳しい結果となった。

面白いねえ、何がどのくらいヒットするかは
ホント開けてみなけらば分からないのだ。

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誰も見たことのない夢

2005-02-15 08:16:37 | 大作映画ハリウッド系
「アレキサンダー」★★★☆長い映画なのでその覚悟が必要
コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー主演

まさに映画。贅沢な映画だ。
オープニングの透かし彫りの扉を開け、
2300年前の宮殿にカメラと一緒に入ると、
すでに自分も映画に入り込んでいる。

アレキサンダーは、カリスマ性を持つ
神格化した存在でなく、苦悩しそれでも
自分の夢を持つひとりの若者のとして描かれている。

神話でしか聞いたことがない地まで
7年もの進軍の先に彼は何を見たのだろう。

自分の夢にグイグイと進む人は少ない、
たいていは誰かと比べ、その中で
実現可能か考え、自分の身の丈にあった「夢」を
追っていく。

それは「夢」ではないのかもしれない。
それはきっともっとずっと向こうにある。
誰かが言う。「もう充分達成した」と。

彼の向く先は誰も見たことがないところ。


映画は戦闘シーンはかなりリアルで
血なまぐさい。
アンジェリーナ・ジョリーはハマリ役。
不気味でさえある主人公の母を
妖艶な姿で演じている。

コリン・ファレルは「フォーン・ブース」では
全米1位に輝き、そのパワーをこの作品で
見せるかと思われたが、全米では惨敗。
ただこういう映画を作るパワーと志は買いたい。


@@(以下は率直な感想を書いてるので
映画を見る前は注意)@@ 

何かが足らない、何だろう。
伝説の人物を描くとしたら、史実があまり
伝わらず、人間性を掘り下げるのであれば
3時間は長すぎ散漫になってしまった。
何かすごい映画をみたという感じはするが、
感動しないのは致命的。