soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「まわし蹴り」ちょっと恥ずかしいくらいの直球もたまには

2006-04-29 11:34:00 | 韓国映画・アジア映画
「まわし蹴り」★★★☆
キム・ドンワン、ヒョンビン、チョン・ジェヒョン、イ・ギウ主演
ナム・サングク監督

廃部寸前の伝統のテコンドー部
そこに派手な喧嘩をしたため、
少年院かテコンドーをやるかと校長に
迫られ嫌々ながらも入部した不良たち。

前半はありがちな展開、大げさな演技
まあ、こんなものだよなと見ていたが
後半は定石通り優勝のかかった大会のシーンでは
かなり泣かされた。

「やりたいことが見つからない、
自分には何もない」

「今の自分を変えたい」

きっと誰もが時々そ思うんじゃないだろうか。

でも日々の慌しさに
一度立ち止まって考え直すことより
同じような日々を過ごしてしまう。

映画の描写は熱く、そして類型的で
出来は良いとはいえないが
それでも心を揺さぶられるのは
ここに普遍的な誰もが考えることが詰まっているからだ。

韓国映画は熱い、
観客も感動の場面では声をあげる人も珍しくない。
感情をあからさまにすることが、なんとなくはばかられる日本とは
そういう土壌も違っている、
それでも時々はこんな映画をみるのもいい。

この熱い思いはもうすぐ公開の
「クライング・フィスト(拳が泣く)」ではかなり完成された形で
見ることができる、ソウルで一度見ているが
公開されたらまた見たいと思う。こちらはオススメ。

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★2006韓流シネマフェスティバルの中の一本、
限定公開なので、レンタルを待ってこの熱くも青春弾ける映画を。