soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「ラッキーナンバー7」脚本の出来の良さに1時間すぎたくらいから驚く

2007-01-19 20:53:28 | 大作映画ハリウッド系
「ラッキーナンバー7」★★★☆
ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス主演
ポール・マクギガン 監督、2006年アメリカ

不運続きの主人公スレヴンは、友人を頼ってNYに来た、
しかし友人は外出していて、
何故か彼は腰にバスタオルを巻いただけの
格好で連れ去られてしまう。

巻き込まれ型の展開に平行して
別の場所で事件が起こり
どこかでつながるんだろうなと思いながら
見ているが、
どう繋がるのかなかなか分からない。

この引き伸ばしが1時間くらい続くので
自分の中でうまくピタッと繋がると気持ちいい、
だけど引っ張りすぎの感じもする。

10年近く企画を暖め
脚本を練り直しただけのことはあり、
本がいいんだなと実感。

しかも惚れこんだ脚本のそれぞれを
役者が嬉々として演じている様子も分かってくる、
ただこれも1時間以上すぎた時点で
なんとなく分かるわけで
残りの1時間はストーリーと
暗闇で一対一で向き合うのは
快感ですらある。

なかなか役に恵まれなかったルーシー・リューが
美味しい役をこれまた楽しそうに演じている。

ということでこの映画は★3つ半
面白いは面白いがこの映画が好きかと聞かれたら
なんかもうひとつという感じ、
これは脚本が良すぎて、あまりにピタッと埋まりすぎで
逆に息苦しいというか、贅沢な悩みですかね。

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こういうストーリーを思いつく人って、理系な感じがする。
最初から色んなものを理論的に組み込める才能が見える。

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