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映画「リンカーン弁護士」2008年に読んだ原作がやっと映画化

2012-07-20 19:09:57 | 大作映画ハリウッド系
「リンカーン弁護士」★★★☆
マシュー・マコノヒー、マリサ・トメイ、
ライアン・フィリップ、ウィリアム・H・メイシー出演

ブラッド・ファーマン監督、
119分、2012年7月14日公開
2012,日本,東映
(原題/原作:THE LINCOLN LAWYER )





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マイケル・コナリーの同名小説を映画化


「原作を読んでからだいぶ経っているので
高級車リンカーンの車内をオフィス代わりにした
弁護士が主人公というくらいしか記憶が無い、
過去記事を見ると
★4つの90点評価なので原作は気にいっていたようだ、
映画は中盤での主人公の消耗度が激しくて
これで大丈夫か?と
別の意味で心配になった、
でもまあ、映画としては割と面白かった」



ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)はL.A.に点在する
裁判所を駆け回っては
お金になりそうな事件を拾って
弁護する毎日、かなり敏腕と評判も高い、
そんな彼に資産家の御曹司ルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ)の
女性への暴行容疑の弁護依頼が舞い込む。

ルイスは容姿に優れ
その顔で「無実」を訴えると
誰でも信じてしまいそうだ

当初はこの弁護の勝利を確信し
この裁判に力をいれていくが
次第に別の事件との関係が明らかになり
これが大きな罠だと気がつくのだ。


その後の展開で片腕の調査員を失い
ミックは自分を責め深酒をして
見る見るうちに憔悴していく、
そんな姿を横目に涼しい顔で
「大丈夫か?」と聞く被告人のルイス、
その優しささえ感じる上々の裏を知っているので
その奥の闇の深さを見た気がする。



被告人の権利を守るのが弁護士
たとえ罪を犯していようと
権利を守るために時には被害者を
攻撃することもある、
そのあたりはなんか弁護士の前に
個人の良心は大丈夫なのかとさえ思ってしまう。



そこで主人公がとった行動が
徐々に明らかになるわけで
これはもうアメリカの司法制度を熟知し
裏の裏のまた裏をかくような
騙されたとも分からないような
鮮やかな一矢を報いるわけだけど、
スカッとしないのは
彼は今後もこのような危険と隣り合わせに
弁護士家業を続けて行かないといけないし

それはアメリカの司法制度の弱点を突いていて
弁護士が必要なことも良く分かる。

果たして日本ではこんなことあるのだろうか?

★100点満点で75点


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マイケル・コナリーの原作の感想はここ↓
「リンカーン弁護士(上・下)」裁くことの難しさを思う
2009年08月03日(月) 0時09分


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