映画「ブリッジ・オブ・スパイ 」★★★★☆
ジェームズ・ドノバン: トム・ハンクス
ルドルフ・アベル: マーク・ライランス
ホフマン: スコット・シェパード
メアリー・ドノバン: エイミー・ライアン
ウルフガング・ヴォーゲル: セバスチャン・コッホ
スティーヴン・スピルバーグ監督、
142分、2016年1月8日公開
2015,アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:BRIDGE OF SPIES)
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「スティーヴン・スピルバーグが監督、
ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が脚本を務め、
トム・ハンクス主演で贈る
実話を基にしたサスペンス・ドラマ。
米ソ冷戦下の1950年から1960年代を舞台に、
実直にキャリアを積んできた弁護士の男が、
ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、
世界平和を左右する重大な
任務を託される様を描く。」
ぴあHPより
東西冷戦下の1960年に実際に起きた
ソ連によるアメリカ偵察機撃墜事件
“U-2撃墜事件”の舞台裏に迫る、実話の映画化。
敏腕弁護士ドノヴァン(トム・ハンクス)は、
ソ連のスパイである
アベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける。
スパイであろうと等しく裁判を
受ける権利はある、という
建て前はあるものの、
当時の米国民は弁護士の家に銃を放ち
あからさまに敵意を見せる。
「核の脅威」と聞いても
頭では分かっても、
実際はピンと来なかったが
当時の人々が、かなり真剣に
核戦争を想定していたことが
映画で良く伝わって来た。
それから60年以上経過しても
核兵器は無くならないのが
現実ということも
忘れてはいけない。
「有罪」という世論、
判事でさえ最初から有罪と決めつけている、
そんな時、弁護士ドノヴァンは
「死刑」にするより
生かしておいて、将来起こることに
使う方が得策と判事を納得させることに
成功する。
このあたいりの駆け引きも
裁判モノとして面白い。
そんな頃、同時進行で
ドイツ領空を偵察する作戦が
実行されたが、最初の飛行で
米偵察機が墜落し、米兵が捕虜となる。
そしてスパイと捕虜の交換が
現実となる。
レンガでどんどん壁が作られ
国が引き裂かれる
笑ってしまうようなことが
本当に行われたのだ、
なんといっても弁護士ドノヴァンが
東ベルリンで大使館へ行くシーンが
緊迫感がピーンと張りつめて
息を詰めて見守った。
弁護士と依頼人という
二人の関係は、友情のように繋がり
どんな時代や境遇であろうと
人間は理解し合い
お互いを思いやる心もあるのだと
映画は巧みに伝えてくれる。
秀作、とても面白かった。
★100点満点で90点★
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ジェームズ・ドノバン: トム・ハンクス
ルドルフ・アベル: マーク・ライランス
ホフマン: スコット・シェパード
メアリー・ドノバン: エイミー・ライアン
ウルフガング・ヴォーゲル: セバスチャン・コッホ
スティーヴン・スピルバーグ監督、
142分、2016年1月8日公開
2015,アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:BRIDGE OF SPIES)
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ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が脚本を務め、
トム・ハンクス主演で贈る
実話を基にしたサスペンス・ドラマ。
米ソ冷戦下の1950年から1960年代を舞台に、
実直にキャリアを積んできた弁護士の男が、
ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、
世界平和を左右する重大な
任務を託される様を描く。」
ぴあHPより
東西冷戦下の1960年に実際に起きた
ソ連によるアメリカ偵察機撃墜事件
“U-2撃墜事件”の舞台裏に迫る、実話の映画化。
敏腕弁護士ドノヴァン(トム・ハンクス)は、
ソ連のスパイである
アベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける。
スパイであろうと等しく裁判を
受ける権利はある、という
建て前はあるものの、
当時の米国民は弁護士の家に銃を放ち
あからさまに敵意を見せる。
「核の脅威」と聞いても
頭では分かっても、
実際はピンと来なかったが
当時の人々が、かなり真剣に
核戦争を想定していたことが
映画で良く伝わって来た。
それから60年以上経過しても
核兵器は無くならないのが
現実ということも
忘れてはいけない。
「有罪」という世論、
判事でさえ最初から有罪と決めつけている、
そんな時、弁護士ドノヴァンは
「死刑」にするより
生かしておいて、将来起こることに
使う方が得策と判事を納得させることに
成功する。
このあたいりの駆け引きも
裁判モノとして面白い。
そんな頃、同時進行で
ドイツ領空を偵察する作戦が
実行されたが、最初の飛行で
米偵察機が墜落し、米兵が捕虜となる。
そしてスパイと捕虜の交換が
現実となる。
レンガでどんどん壁が作られ
国が引き裂かれる
笑ってしまうようなことが
本当に行われたのだ、
なんといっても弁護士ドノヴァンが
東ベルリンで大使館へ行くシーンが
緊迫感がピーンと張りつめて
息を詰めて見守った。
弁護士と依頼人という
二人の関係は、友情のように繋がり
どんな時代や境遇であろうと
人間は理解し合い
お互いを思いやる心もあるのだと
映画は巧みに伝えてくれる。
秀作、とても面白かった。
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