「オリヲン座からの招待状」★★★★映画ファンにススメます
宮沢りえ、加瀬亮主演、宇崎竜童、樋口可南子 、原田芳雄 、田口トモロヲ 出演
三枝健起 監督、20077年、116分
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オリヲン座という映画館が舞台。
昭和30年代の映画黄金時代から、
TVの出現で映画人口が減少し、
現代に至るまで。
夫を亡くして映画館を引き継いだ主人公と
見習いから映写技師として
映画館で働く男
満員の映画館がTVの登場で
客の入りが悪くなり、
新しいフィルムを借りるお金にも
困るような時期を一緒に耐え、
2人は心を通わせる。
映写室の窓から見えるスクリーンと
たくさんの観客の頭、頭、頭、
オレは映写技師でもないけど
その様子を見ただけでなんだか泣けてくる。
普段は映画を好きな位置をキープして
その時間を楽しんでいるだけだけれど、
見せる側は大変だろう。
映画を途切れることなく上映することや
毎日毎日同じ映画を見続けること
どれも仕事だからということでは出来そうも無い、
好きじゃなければ出来ないけれど、
それだけでもないだろう。
「ニューシネマパラダイス」の日本版とも言えるけれど、
ここには生まれ育った土地を捨てて
久し振りに戻る郷愁よりも、
そこで確かに生きてきた人の生き様がある。
自分の心を言葉にしない
不器用な主人公ふたりの様子が
愛すべき映画と同じ様に
良い時もあり、日影の日もあり
それでもまた新しい顔を見せてくれる、
なんだか明日を信じられるような気にさせてくれる。
これまでを振り切り
新しい何かを決意したような
校庭で自転車に乗る宮沢りえの表情が
スゴク良かった。
過去は大切にはしたい、
忘れたくもない、それでも生きている人間は
明日を見なければいけない、
その力と喜びに満ち溢れたシーン。
地味な映画だし、洗練されているとはいえないけれど、
とてもいい映画に出会えた、
映画好きならこの映画のどこかに
好きなシーンを見つけれられるだろうし、
見つけてくれたら嬉しい。
★100点満点で80点、満足★
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クラシカルな懐かしい映像をうまく映像にしている、
何処が良いかと聞かれたら、ここだと答えるのは難しいが
見た人なら分かってくれそう。
★映画ランキングはこちら
宮沢りえ、加瀬亮主演、宇崎竜童、樋口可南子 、原田芳雄 、田口トモロヲ 出演
三枝健起 監督、20077年、116分
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オリヲン座という映画館が舞台。
昭和30年代の映画黄金時代から、
TVの出現で映画人口が減少し、
現代に至るまで。
夫を亡くして映画館を引き継いだ主人公と
見習いから映写技師として
映画館で働く男
満員の映画館がTVの登場で
客の入りが悪くなり、
新しいフィルムを借りるお金にも
困るような時期を一緒に耐え、
2人は心を通わせる。
映写室の窓から見えるスクリーンと
たくさんの観客の頭、頭、頭、
オレは映写技師でもないけど
その様子を見ただけでなんだか泣けてくる。
普段は映画を好きな位置をキープして
その時間を楽しんでいるだけだけれど、
見せる側は大変だろう。
映画を途切れることなく上映することや
毎日毎日同じ映画を見続けること
どれも仕事だからということでは出来そうも無い、
好きじゃなければ出来ないけれど、
それだけでもないだろう。
「ニューシネマパラダイス」の日本版とも言えるけれど、
ここには生まれ育った土地を捨てて
久し振りに戻る郷愁よりも、
そこで確かに生きてきた人の生き様がある。
自分の心を言葉にしない
不器用な主人公ふたりの様子が
愛すべき映画と同じ様に
良い時もあり、日影の日もあり
それでもまた新しい顔を見せてくれる、
なんだか明日を信じられるような気にさせてくれる。
これまでを振り切り
新しい何かを決意したような
校庭で自転車に乗る宮沢りえの表情が
スゴク良かった。
過去は大切にはしたい、
忘れたくもない、それでも生きている人間は
明日を見なければいけない、
その力と喜びに満ち溢れたシーン。
地味な映画だし、洗練されているとはいえないけれど、
とてもいい映画に出会えた、
映画好きならこの映画のどこかに
好きなシーンを見つけれられるだろうし、
見つけてくれたら嬉しい。
★100点満点で80点、満足★
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クラシカルな懐かしい映像をうまく映像にしている、
何処が良いかと聞かれたら、ここだと答えるのは難しいが
見た人なら分かってくれそう。
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