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映画「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~」ユニクロのフリーペーパーを読んで気になった

2016-02-09 01:09:44 | 大作映画ハリウッド系
映画「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~ 」★★★★DVD鑑賞


リース・ウィザースプーン
アーノルド・オーチェン
ゲール・ドゥエイニー
エマニュエル・ジャル
コリー・ストール

フィリップ・ファラルドー監督、
110分、2015年4月17日公開
2015,アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:THE GOOD LIE)



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「80年代のスーダンの内戦期に
かの地から米国へ避難した、
難民の実話に材を得た人間ドラマ。
難民に仕事の世話をする米国人女性と、
先端の文明に慣れない難民たちの交流が、
ユーモアを交えて温かく描かれる。」

ぴあHPより


昨年の公開時に
気にはなっていたが
劇場へいくまでは、心が動かなかった、
先日ユニクロのレジにあった
フリーペーパーを持ちかえり
そこに、この作品の主演のひとり
ゲール・ドゥエイニーのインタビュー記事があり
それを読んで、この映画を見たいとTUTAYAへ。


「1983年にアフリカの
スーダンで起きた内戦を機に、
アメリカの各地に移住することになった
3,600人の難民の若者たちを
取り巻くドラマを映し出す。」



内戦で引き裂かれた家族、
捕まる事を恐れながら
難民キャンプを目指して
子供たちだけで1000キロもの道を
歩く過酷さを冒頭で観客は知る。


キャンプでの13年後、
将来に希望の持てない暮らしが続くが
主人公達は運よく
アメリカへの移住が認められる。


受け入れるアメリカ側は
彼らを仕事の一環として
事務的に住む場所を紹介し
仕事を探そうと奔走するが
そううまくはいかない。

受け入れ側の職業紹介所のキャリーは
初めは仕事として彼らと向き合うが
彼らのこれまでの困難を
少しずつ知ることになり
そのあたりから
お互いにグッと親密な関係となる。



難民キャンプから来た彼らの
アメリカの生活とのギャップに
思わず笑ってしまうが
そんな笑いの要素も取り入れつつも
常にまだ現実として
多くの難民が
取りのこされたままということも
しっかりと描いている。


9.11の後、
こういう人道支援も鈍ったようだ、
それでも日本では同様なプログラムは
皆無だと考えると
やはりアメリカという国の
懐の深さを感じざるを得ない



現在はヨーロッパで
大量の移民問題が起こっている、
この映画で描かれた事は
過去の話じゃなく
現在も同じだと強く感じる。


この映画の良いところは
大切な意義を押し付けるんじゃなく、
この映画の主人公のように
初めは仕事して触れ合っても
そこから自分なりに
関わっていけばいいんだよと

そっと後押ししてくれることだ。

ゲール・ドゥエイニーのインタビュー記事では
彼は少年時代に銃を持った
兵士だったと告白している。

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