書籍「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」生きていると,いろいろあります。
書籍「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
岸田 奈美 (著) 出版社 : 小学館 (2020/9/23)
新聞の書評で面白いとあったので
この、ちょっとベタなタイトルの本を
読んでみた。
自分は地下鉄の移動で
よく本を読むけど、
この本は要注意、
ふいに来るんだよね、
ガーっって、
こんなに泣いたの久し振りだ。
内容は
「車いすユーザーの母と
ダウン症で知的障害のある弟、
ベンチャー起業家で急逝した父――」
そんな家族の日常を描いてる、
きっと本の帯で、これを見ただけなら
この本を読まなかっただろうな。
そういうどうしようもない困難に
泣きたい気分じゃないからね。
でも、何気ない日常に
心を揺さぶられることが沢山ある、
改めて感じた、
大変なことなんて日常には
そうそう訪れない、
笑い飛ばす元気さも、
忘れるという素敵な特技も
なんだか切なくそして元気をもらえる。
そんな本でした。