soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「ソウ2」見てるこちらの顔も歪む、痛い怖さ体験

2006-04-26 00:30:07 | ミニシアター系映画
「ソウ2」★★★☆(DVD鑑賞)
ドニー・ウォルバーグ、ショウニー・スミス主演
ダーレン・リン・バウズマン監督、2005年アメリカ

前回のありえないラストから
続編はなんと冒頭から犯人が捕まってしまう。

でも大丈夫、結局訳の分らないストーリーに
そのときははまっている。

仕掛けがウリの映画の多くは
「やっぱ見えてるんだよな」と
途中で緊張が途切れるが
この映画は前作がヒットした割りに安いつくりでありながら
やはりいつの間にか、「どうなるんだ?」と
考えさせられる。

そして数分おきに、痛ーいシーンが登場する。

レンタルしてソファーに寝転んだ深夜
とても寝転んでリラックスしていられない映画だった。
怖いもの好きなら文句ない。

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★せっかくならジェイソンみたいなスターが出たら完璧だったな。
制作費が安いことを考えながら、それでここまでやれば立派と
何と比べてるのか。
それだけお金をかけてもつまらん映画が多いことか。


「リトルイタリーの恋」本場のエスプレッソは苦いなんてもんじゃない!

2006-04-25 00:30:04 | ミニシアター系映画
「リトルイタリーの恋」★★★
アメリア・ワーナー主演、ジャン・サルディ監督
オーストラリア、2004年

オーストラリアのイタリア村
リトル・イタリー

中国人やインド人の様に
イタリア人も世界各地へ渡り
同じ民族で力を合わせて暮らしている。

エスプレッソマシーンが本国から
初めて町のカフェにやってきた日、
皆はカフェから溢れるほど集まり
「本物」のコーヒーが飲めると喜ぶ、
コーヒー好きの自分も思わず微笑むシーンだ。

イタリアの花嫁候補に自分の弟の写真を入れて
手紙を出してしまい
向こうはOKでオーストラリアまでやって来てしまうことで
起こる騒動をコミカルに描いて、
最近深刻な内容の映画や
笑えないコメディーを立て続けに見ていたので
ほっと気の抜ける作品。

上映劇場が少ないので
レンタルを待って、100円くらいの時に借りたい。
感動はないが、見た後暖かい気持ちになれる。

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★絶賛はしないがこういう小品を拾って鑑賞するのは
ワリと好きだ。



「春が来れば」何気ない日常を描くのは本当は難しい

2006-04-23 01:23:37 | 韓国映画・アジア映画
「春が来れば」★★★
チェ・ミンシク主演
リュ・ジャンハ監督、2004年韓国

この映画を見たのは2004年10月
ハノイの帰りにストップオーバーで立ち寄ったソウル、
今度公開の「クライング・フィスト」と
抱き合わせで買い付けられたのか
やっと日本で公開。

恋人に去られ、
トランペッターとしてオーケストラに入団も
叶わず、地方の中学校の臨時教員として赴任、
ブラスバンドを指導することになる。

やけっぱちな生活、目標もなく
挫折感を持ちながらも、
その現実から目を知らすような生活を始める。

田舎での生徒たちとの出会いや
新しい恋のようなものに触れ、
季節が変わっていくように
彼の心も変化をしていく。

劇的な何かが起こるわけでなく
雪がやわらかな陽射しに溶けていくように
これからまた新しい何かが始まりそうだなと
そんな予感を感じさせてくれる。

「オールドボーイ」を始めとして
かなり破天荒な役が多いが
さすが役者、どこにでも居そうな
ちょっと情けない男を演じて、なんだか
彼のどこかに自分も見つけたりして
暖かい気持ちにさせてくれる作品。

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★公開は限定的なので、是非レンタル開始になったら
リラックスした夜なんかに最適。


「リバー ティーン」醜悪も美しいジョニー・デップを鑑賞する映画

2006-04-22 17:07:05 | ミニシアター系映画
「リバー ティーン」★★★
ジョニー・デップ主演
ローレンス・ダンモア監督、2004年イギリス

ジョニー・デップを見に行く映画だ。

17世紀、王政復古のイギリス。
特権階級に生まれ、
あらゆる才能に恵まれた男。
王様をも恐れない男の奔放な生活。

病に罹ってから
惨めな姿をさらし、哀れな弱音を吐いても、
それを嬉々として演じている
役者本人の姿が画面に垣間見える。

ジョニー・デップの一人舞台を見ているような映画だった。
他の登場人物は誰も印象に残っていない。

久し振りに見る映画として
この映画を選んで見に行くとちょっとキツイ、
まして「パイレーツ・オブ・カリビアン」等を思って
この映画を見るのは尚更。

しかし400年以上前から
詩を楽しみ、オペラを見て過ごす文化を背景に持つ民族と
そうでない日本とはあまりにかけ離れていると実感。

ジョニー・デップのミニシアター系の映画は
当たり外れが激しい、
エンターテインメントというより「好きなものを演じる」
その姿勢で「見たければ見ればいい」と言っているように感じるのだ。

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「タイフーン」南北分断は韓国映画のテーマ、いつか過去になれ!

2006-04-20 07:55:00 | 韓国映画・アジア映画
「タイフーン」★★★
チャン・ドンゴン、イ・ジョンジェ主演
クァク・キョンテク監督

ドロ臭く熱い男を演じる、チャン・ドンゴンと
理性的であろうとする男を演じる、イ・ジョンジェ。

韓国で昨年クリスマス前に公開し
2週連続首位、「ハリー・ポッター」や「キングコング」に
並ぶ好成績を納めた大作。

南北分断に伴う悲劇
これはこれからも韓国映画の大きなテーマの
ひとつとして南北統一が果たされる日まで続くことだろう。

随所に主人公二人のそれぞれの国に対する
思い入れを感じる。
果たして自分はこの日本に対して
これ程の何かを感じたことがあったろうか。

こういう決定的に違う根っこの部分を
持ち合いながらも、それでもお互いを理解し合いたいという
気持ちを強く持ち続けていたいものだ。

間違った方法でしか祖国への思いを伝えられない男と、
その心情を察しながらも、敵対しなければならない男が
ハリケーンの夜、船の上で対決する。

韓国の人達はどんな気持ちでこの映画を見たのだろう。

娯楽作としても楽しめるが、
思い込みが強い分、ちょっとバランスを欠いている。
人に何かを伝えるとはホントに難しいなと感じる。

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★歴史認識を歪曲していると駐日韓国大使が発言した。
日本と韓国は海を挟んだよりずっと遠い存在のようだ。
「どうしたらいいのか」素直に聞いてみたい。
もしかしたら歩み寄れるものが見付かるかもしれない。