銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

金晴湯(横浜・根岸)

2017-06-11 08:57:52 | 銭湯
JR根岸駅を最寄り駅とするが、駅から少し離れた場所にある。近くのランドマークと呼べる建物は横浜市電保存館ぐらいか。
そこから歩いて5分ぐらいのところに金晴湯がある。



▲この道をひたすら歩く


▲しばらくして金晴湯に到着。煙突が見える


▲町の銭湯という感じの素朴な外装


▲下足箱のあるところ


この写真の右側にあるのれんをくぐって中に入ると、フロントが目の前にある。フロントの奥にはソファーとテーブルのある休憩室がみえる。
それと有線が流れてて、もちろん(?)演歌だ。脱衣場にも演歌が流れている。


受付は中高年の女性で、お金を支払い下足箱の鍵を預けるとロッカーの鍵を渡され脱衣場の中へ。
脱衣場はそんなに広くはないが、壁際のロッカーのほかに真ん中は広くスペースが取られているので、広々とした感じで着替えやすい。
それとあてがわれたロッカーは、縦長の作りで、扉を開けると中は、二段になっていた。


ほか脱衣場の端っこには古い電子式体重計とぶら下がり器具。歴史を感じさせるアイテムがさりげなく置かれている。


浴室に入ると、とてもきれいな浴室であることにビックリした。おそらく最近リニューアルしたはずだ。
それと入った瞬間にいいにおいがした。薬湯がよもぎで、その匂いであった。
入り口の目の前に島カランと壁際のカラン。手前左側がサウナで、その前に水風呂がある。


奥に浴槽があって、L字型をしている。右側が薬湯で、今回はよもぎ。
そこに仕切があって、真ん中がバイブラ+超音波+赤外線と盛りだくさんだ。
そして左側は、ジェット。一つ壊れている穴があって、そこはジェットが出ていなかった。


温度は、ともに45℃ぐらいか。薬湯側が少し熱かった気がする。
壁画はパネル写真で、男湯は渓流。女湯は、森の中の写真という感じだった。


客層は、自分以外全員高齢者。といっても4人ほどしかいなかったが。
特段、際立って施設などはないが、天井が高く清潔で無駄がない、この規模では理想的な銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 JR根岸駅
経路 横浜市電保存館
周辺の環境 住宅街
●空間演出
建物外観 ふつうの銭湯
壁画・眺望 渓流のパネル写真
置物 ぶら下がり器具
★設備
休憩所 ソファーとテーブル
脱衣所 使いやすい
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 薬湯、バイブラ、超音波、赤外線、ジェットバス
サウナ あり
温度 45℃ぐらい
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 よい
清潔さ きれい
貸しタオル あり(20円)
備え付け なし
◆人
受付 中高年女性
客層 高齢者


【案内】
住所
〒235-0021 横浜市磯子区岡村1-7-27
電話
045-751-2173
営業時間
14:50〜23:30
定休日
不定休(月3回)※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載

永生湯(横浜・保土ヶ谷)

2017-06-11 08:48:27 | 銭湯
今回訪れたのは、永生湯。テレビにも紹介されたことがある蔦の絡まった煙突で有名な銭湯だ。
場所は、みなとみらいからだと、西にひたすらまっすぐ進んだ永田という場所にある。
JR保土ヶ谷駅や京急井土ヶ谷駅からでも歩いていけるが、どちらにしても20分ぐらいは歩く距離だろう。
今回は、保土ヶ谷から歩いて永生湯を目指した。


▼線路沿いを歩いて


▼首都高を横切り








▼今度は下ると


▼へんな煙突がみえてくる


▼永生湯に到着




▼煙突が特徴の銭湯である







永生湯の外見は、一見すると廃屋に近いような古びた建物なのだが、中に入ると浴室はそこらの銭湯と比べてかなりきれいな銭湯だった。


下足箱に靴を入れて扉を開けると受付は、番台。座ってるのは60代ぐらいの男性だろうか。お決まりのごとく愛想は良くない。


脱衣場は、そこそこ広くて、左側と真ん中にロッカー。ロッカーの場所にはゴザが敷かれ、右側にマッサージチェアなどが置かれてある。
男女仕切の真ん中にテレビ。かなり綺麗な画質だったので、最新の4Kテレビだろう。どんなに古びた銭湯もテレビだけは最新のところが多い。
左奥には洗濯機が二槽おいてあるが、ほかにも銭湯に隣接する形でコインランドリーがある。


浴室は先ほども触れた通り、かなり綺麗な作りになっている。左右両側の壁際にカラン。それと真ん中も島カランがある。
左隅奥には水風呂とサウナが並び、全体の奥には浴槽。ここの浴槽はカギ状の形をしている。


浴槽は、左側がジェットバス。それにパイプの仕切があって、強力なバイブラ。それと、仕切られた隣が薬湯。この日はジャスミン。
温度は、白湯が45℃。薬湯が43℃と温度計が表記されていたが、たぶんそれぐらいだろう。薬湯がもう少し低かったかもしれない。


ここは地元のお客さんが多いらしく、客同士の会話がずっと響いていた。
天井は、高く、浴室の設備が綺麗なのとは対照的に古くてボロい。所々が剥がれたりしていた。浴室はリニューアルできても、天井を直すとなると、なかなか大変なのだろう。


立地上、なかなか地元客以外は不便な場所ではあるが、設備がしっかりしており、なにかのきっかけで近くに寄るようなことがあったら、また利用したいと思える銭湯だった。 


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 JR保土ヶ谷駅、京急井土ヶ谷駅
経路 首都高を横切る
周辺の環境 住宅や飲食店
●空間演出
建物外観 古びた建物と蔦の絡まった煙突
壁画・眺望 海と崖のタイル絵。カランにあるタイル絵は、日本庭園
統一感 ある
置物 特になし
照明 節約のためか暗かった
★設備
休憩所 脱衣場兼用
脱衣所 特徴はないが、使い勝手は良かった
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ジェットバス、バイブラ、薬湯
サウナ あり
温度 45℃、42℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 愛想は良くない
清潔さ きれい
貸しタオル あり
備え付け なし
◆人
受付 高齢の男性
客層 ほぼ高齢者で、中年男性も

【案内】
住所
〒232-0071 横浜市南区永田北2-53-1
電話
045-711-3855
営業時間
15:30〜22:30
定休日
毎週火・金曜日
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載