しゅぷりったあえこお nano

ブログ版 シュプリッターエコー

猛虎はチーム崩壊の危機?

2009-05-10 22:26:00 | 阪神タイガース
 ベイスターズに3戦目で勝ちましたが、まだ前途多難の印象ですね。
 あすの関西のスポーツ紙は、鬼のクビを取ったように景気のいい記事を書くでしょうが、実態はベイスターズに恵んでもらったような勝ちですから。
 四球、四球、エラー、エラーと続けてもらって、一本のヒットもなしに4点をいただいて(3回)、それで逆転できたんですから。

 勝利に向かって一丸、という感じがどうもないんですねえ。
 ベンチの求心力というもが薄い。
 ペナントレースのスタートで大リーガーだったというメンチ選手を使ってカラ回りをして、その後遺症から抜けることができないんでしょう。
 新井三塁、関本一塁というコンバートも、メンチが活躍するという前提での構成ですが、けっきょく守備のリズムがうまくとれなくて、新井選手が打撃の調子まで落としています。
 どうも、適材が適所にはまっていない感じで、チームがどっしりとしていない。
 ずっとその場しのぎの仮の形でやってるような。

 もとの構成に戻したほうがいいと思うんですが、真弓新監督はやっぱりメンツにこだわっているんでしょうかね、ゆずるけはいもないですし。
 ギクシャクしながら、どこかで打開できると思っているのかもしれませんが、人間の集団というのは、そう甘くはないですよ。
 ロボットじゃないですから。
 メンタルな面が整わないと、ガラガラ崩壊するばかりで…。、

サイモン・シン

2009-05-10 00:34:00 | 引用
 17世紀以前、確率法則とはすなわちギャンブラーの直感と経験のことだった。
 しかしパスカルは、もっと正確に確率法則を記述できる数学規則はないものかと考えて、フェルマーとの文通をはじめたのだった。
 それから3世紀後、バートランド・ラッセルはこの明らかな形容矛盾についてこうコメントしている。
 「“確率の法則”とはよく言ったものである。確率とはあらゆる法則のアンチテーゼではなかろうか」
    (「フェルマーの最終定理」 青木薫訳)