なんでメンチやねん、と思いましたよ。
今夜の対スワローズ戦ですよ(神宮球場)。
きのう大活躍してタイガースを勝利に導いた桜井選手を外してですね、そこへ二軍から上がってきたばかりのメンチ選手を入れてるんですよ。
もうそのスターティングメンバーを聞いただけで、今夜の試合は負けだと思いましたね。
興味はもうどんなふうに負けるかだけ。
案の定、1回の大チャンスにメンチ選手はいつもどおり、ポワーンと内野フライ。
第二打席は四球をもらいましたが、第三打席もまたポワーンと内野フライ。
けっきょく好投の能見投手を見殺しにして、1-2で負け。
なんで真弓監督はこんなにメンチ選手にこだわるのか、と試合中ずっと考えてましたね。
三つくらいの理由が思いつきました。
まず第一の理由というのは、フロント(球団オーナー、球団社長、球団本部)へいい顔を見せたいという思いが真弓さんには強いんじゃないか、ということです。
メンチ選手は大金を払ってアメリカから連れてきた選手ですから、ベンチで控えに回しておくと、上(フロント)からなんで使わんのや、と言われます。
面と向かってそう言われることはないかもしれないけれど、監督は暗黙のうちにそう言われているようなプレッシャーを受け続けます。
それに反論するだけの肝っ玉が監督にあれば別ですが、真弓さんにはそこまでのハラはないでしょうから、まあ、使うことでフロントの意向にもそえますし、監督自身も当面それでアンタイだというわけです。
悪いのは打てないメンチだ、と両方とも責任のがれの言いぬけができますから。
そして二番目の理由というのは、真弓監督に大リーガーコンプレックスがあるかもしれない、ということです。
なんといってもメンチ様は大リーグでホームランをそこそこ打ってきた選手サマですから、並みの日本人選手と同じようには扱えない。
控えに回れ、なんて恐れ多くて、命令できるものではない。
「試合に出さないのなら、オレはアメリカへ帰る」などと言い出したら、監督の責任問題になりますし。
まあ、さしあたり出しておけば、メンチ様も上機嫌だし、監督の座に波が立つこともない、というわけです。
それから、三番目の理由というのは、真弓さん自身も自分のメンツにこだわっているかもしれない、ということです。
新井選手の三塁コンバートと関本選手の一塁コンバートは、メンチ選手がライトに入るという前提で真弓さん自身が編み出した唯一の新構想ですから、メンチ選手を使わないとなると、新井選手と関本選手のコンバートはまったく無意味だったということになる。
両選手のこれまでの苦労はなんだったのか、ということになる。
真弓監督の最大の売り物が大失敗だったということにもなるわけで、真弓さんとしてはそれはなんとしても認めたくないというわけです。
だとすると、真弓さんの上部(フロント)に対するユウジュウフダン(優柔不断)と、狭量なガンコ(頑固)さが、メンチ選手の出場の背景になるわけです。
しかし、それで将来のタイガースを担うべき桜井選手や林(リン)選手の活躍の場がふさがれるわけですから、まったく道理に合わないことです。
そりゃあ、メンチ選手がホームランをガンガン打って、現実にタイガースの勝利に貢献しているのであれば、みんな納得するでしょうけど、あんなに足を引っ張るばかりでは、ナンデヤネンと思って当然のことでしょう。
メンチ選手にこだわっていったい何敗したと思います。
阪神タイガースでなくて、ファン不在のメンチタイガースでしょう、今シーズンは。
道理を通せない監督が、選手の信頼を得られるわけがありません。
チームの求心力を保てるはずがありません。
この状態では、間違いなくペナントレースの半ばで監督休養(事実上の解任)ということになるでしょう。
現役時代の真弓さんはファンの心をがっちりつかんだ名選手でしたが(ぼくも大好きでした。あの華やかな先頭打者ホームラン!)、監督として信頼できるかどうかは、選手時代の栄光とはぜんぜん別の話です。
阪神ファンをバカにするような采配(さいはい)をしてはなりません。
阪神ファンというのは、飛ぶ鳥の勢いだった村上ファンドの野望をくじいて(身の程知らずにもタイガースを乗っ取って、株で大もうけしようとたくらんだのです)、ついに村上ファンドを没落にまで追い込んだ、そういう強力なファンなんですから。
今夜の対スワローズ戦ですよ(神宮球場)。
きのう大活躍してタイガースを勝利に導いた桜井選手を外してですね、そこへ二軍から上がってきたばかりのメンチ選手を入れてるんですよ。
もうそのスターティングメンバーを聞いただけで、今夜の試合は負けだと思いましたね。
興味はもうどんなふうに負けるかだけ。
案の定、1回の大チャンスにメンチ選手はいつもどおり、ポワーンと内野フライ。
第二打席は四球をもらいましたが、第三打席もまたポワーンと内野フライ。
けっきょく好投の能見投手を見殺しにして、1-2で負け。
なんで真弓監督はこんなにメンチ選手にこだわるのか、と試合中ずっと考えてましたね。
三つくらいの理由が思いつきました。
まず第一の理由というのは、フロント(球団オーナー、球団社長、球団本部)へいい顔を見せたいという思いが真弓さんには強いんじゃないか、ということです。
メンチ選手は大金を払ってアメリカから連れてきた選手ですから、ベンチで控えに回しておくと、上(フロント)からなんで使わんのや、と言われます。
面と向かってそう言われることはないかもしれないけれど、監督は暗黙のうちにそう言われているようなプレッシャーを受け続けます。
それに反論するだけの肝っ玉が監督にあれば別ですが、真弓さんにはそこまでのハラはないでしょうから、まあ、使うことでフロントの意向にもそえますし、監督自身も当面それでアンタイだというわけです。
悪いのは打てないメンチだ、と両方とも責任のがれの言いぬけができますから。
そして二番目の理由というのは、真弓監督に大リーガーコンプレックスがあるかもしれない、ということです。
なんといってもメンチ様は大リーグでホームランをそこそこ打ってきた選手サマですから、並みの日本人選手と同じようには扱えない。
控えに回れ、なんて恐れ多くて、命令できるものではない。
「試合に出さないのなら、オレはアメリカへ帰る」などと言い出したら、監督の責任問題になりますし。
まあ、さしあたり出しておけば、メンチ様も上機嫌だし、監督の座に波が立つこともない、というわけです。
それから、三番目の理由というのは、真弓さん自身も自分のメンツにこだわっているかもしれない、ということです。
新井選手の三塁コンバートと関本選手の一塁コンバートは、メンチ選手がライトに入るという前提で真弓さん自身が編み出した唯一の新構想ですから、メンチ選手を使わないとなると、新井選手と関本選手のコンバートはまったく無意味だったということになる。
両選手のこれまでの苦労はなんだったのか、ということになる。
真弓監督の最大の売り物が大失敗だったということにもなるわけで、真弓さんとしてはそれはなんとしても認めたくないというわけです。
だとすると、真弓さんの上部(フロント)に対するユウジュウフダン(優柔不断)と、狭量なガンコ(頑固)さが、メンチ選手の出場の背景になるわけです。
しかし、それで将来のタイガースを担うべき桜井選手や林(リン)選手の活躍の場がふさがれるわけですから、まったく道理に合わないことです。
そりゃあ、メンチ選手がホームランをガンガン打って、現実にタイガースの勝利に貢献しているのであれば、みんな納得するでしょうけど、あんなに足を引っ張るばかりでは、ナンデヤネンと思って当然のことでしょう。
メンチ選手にこだわっていったい何敗したと思います。
阪神タイガースでなくて、ファン不在のメンチタイガースでしょう、今シーズンは。
道理を通せない監督が、選手の信頼を得られるわけがありません。
チームの求心力を保てるはずがありません。
この状態では、間違いなくペナントレースの半ばで監督休養(事実上の解任)ということになるでしょう。
現役時代の真弓さんはファンの心をがっちりつかんだ名選手でしたが(ぼくも大好きでした。あの華やかな先頭打者ホームラン!)、監督として信頼できるかどうかは、選手時代の栄光とはぜんぜん別の話です。
阪神ファンをバカにするような采配(さいはい)をしてはなりません。
阪神ファンというのは、飛ぶ鳥の勢いだった村上ファンドの野望をくじいて(身の程知らずにもタイガースを乗っ取って、株で大もうけしようとたくらんだのです)、ついに村上ファンドを没落にまで追い込んだ、そういう強力なファンなんですから。