社会科学上の不満

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外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

日本も中国ネット上に情報を発信せよ!

2013-12-14 00:01:56 | 外交と防衛

 中国の掲示板、百言や微博に中国語で情報を流している日本の機関は有るのか?中国人に世界における自分たちの現在の立ち位置を知らしめる事も情報戦のイロハである。しかし嘘はいけない。情報の信憑性が無くなる。

 日米の軍事力、対中国への姿勢、対中国人への世界の心情などを伝える。中国国内の現状を伝える事が、一番影響が大きいのではないか。例えばアルカイダにジハードを宣言されたことや中国共産党高官の外国に有する資産、環境問題の対処の他国との比較、汚職公務員の海外との比較などなど。

 これが情報戦ではないのか?新疆ウイグル(東トルキスタン)、チベット、内モンゴル、青海省、雲南省など少数民族に「世界が応援している」事を大々的に伝えるだけでも中国は、不安定になる。

 恐らく欧米諸国はこのような情報戦を既に行っているであろう。しかし日本はどうか?個人レベルの情報戦は見かけられるが国家としての規模はない様に思える。

 百言や微博等の反応を見るに、中国人は韓国人と異なり意外に冷静に現状を分析している者も多い。但しネットに触れる人口は中国人の半分以下であり多くの中国人が食えるかどうかで不満さえ晴らせればよいと言った状況にある。勿論彼らはパソコンさえ扱った事もない。

 中国共産党が多くの中国人に支持されたのは「喰える」からであり、その思想に共感したからではないと言う歴史的事実がある。黄文雄氏をはじめとした台湾や亡命中国人が言うには、一部熱狂的な中国人もいたが大多数の中国人は喰えるからであったそうだ。

 日本人も偏向されたTVの情報特に在京キー局やNHKの情報だけが情報源の方は、中韓のエージェントに良い様に騙されている。フランス国営TVが特集で日本のTVは「中韓に食い込まれている」と言う番組を放送した。

 学生時代、「ニュースは複数比較しろ」と教えられた。当時は新聞しか比較できるメディアが無かった。TVは一瞬で終わる。しかし現在はネットで簡単に比較できる。TVには本当にイヤな時代になった。解説者のプロフィールや評判も比較的簡単に入手できる。これにより偏向報道の度合いがより顕在化し易くなった。

 情報がベルリンの壁を壊した。冷戦構造が未だに極東アジアには残っている。情報を中国国民に与えるだけでもこの冷戦は崩壊の可能性が高い。

 中国共産党の高官は海外に資産と二重国籍を有す方が多い。最後まで国とともにと考える者が少ない。

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