US-2、C-2を日本が輸出しようとしている。早速中国が噛み付いた、日本国内の左翼も「武器輸出禁止」に違反すると騒いでいる。
しかし、水上機と輸送機である。武装をしていない航空機の輸出に何か問題でもあるのか?良く紛争地帯でトヨタの4駆に機銃を載せたガントラックのニュース映像を観るが、このトヨタの4駆と同じではないか。使用者が勝手に改造したのである。同様にこれらの2機種の航空機は、本来武装がない。しかし武装することはできる。それはトヨタの4駆と同じ理屈である。日本の工業製品の多くが改造すれば「武器」になる。さすれば日本製品の輸出は殆ど武器輸出禁止に抵触する。それでは国内産業は成り立たない、購入者が改造して武器とするような場合は対象外とする。これが武器輸出禁止の原則である。
US-2は高性能な大型水上機で現在小笠原などの離島で救急車の代わりをしている。辛坊氏を救助した飛行艇である。あの波高3mの海にも着水できる日本が誇る高性能水上機である、武装はない。インドが購入する予定である。救難機として最適な飛行艇である。ヘリに比べ速度と航続距離が遥かに優れている。
C-2は30tの貨物が搭載可能な輸送機である。まだ自衛隊にも正式配備されていないと思った。それ程の最新鋭機である、勿論輸送機であるため武装はない。
これらのどこが問題なのか?中国は非難する以上説明責任がある。何も証拠を出さずに文句を言うのは韓国人のすることであり、中国人はそんな恥ずかしいことは本来行わないハズである。中国の武器輸出の市場が荒らされるとでも言うのか?
中国の武器出は節操がない、イラク戦争時のイラクのMIG21は中国のコピーJ-9が殆どだったではないか、BMPも中国製、小銃も中国製だった。これほどの武器を輸出しておきながら日本の武装していない、水上機や輸送機の輸出にクレームを突ける根拠を示して欲しい。
この件に噛み付いた日本国内の左翼も説明責任がある。それともただ騒ぐだけか?