中国が「日本がカイロ宣言を否定しサンフランシスコ条約を持ち出すのは尖閣諸島占領のため。中国が不参加の条約は認められない」と中国社会科学院日本研究所の高洪副所長はこのほど表明した。此処まで中国が韓国のお兄さんだったとは、世界に中国が異常であることを宣言したものである。このサンフランシスコ条約、日本との国連との条約と言う形をとっているが、幾ら条約に不参加の中国でも国連の一員で有る以上認めねばならない。常任理事国なのだから。
やはり、領空と防空識別圏の違いが解らない中華人民共和国、宣言と条約とどちらが重いか解らない中華人民共和国、政権の継承はメリットもデメリットも継承しなければならないことが理解できない中華人民共和国、条約や法律が政権交代で無効になる中華人民共和国、国連の存在意義を自ら否定する常任理事国中華人民共和国、中国が参加してない世界中の条約は認めないと言う中華人民共和国は国際人権条約はどうするのかな?
これではどの国も中国と同盟を結ぼうとは考えないであろう。そもそもカイロ宣言に中華人民共和国は参加していない。また尖閣は下関条約で日本が有することになったのであり、WW1以前にカイロ宣言は及ばない。
中国は、条約や国際慣例、外交常識等関係ないと宣言したと言うことである。大人が外交の話をしている横で不良中学生が騒いでいるようなものである。
基本中華人民共和国にとり国際法は遵守する気はないと言うことである、しかし他の国は守れと強制する。これが中華人民共和国の外交姿勢である。
台湾との大きな「差」を中華人民共和国は世界に示すことになった。今後中国からの外国資本や企業が逃げ出す。現在の韓国のように外資の撤退が相次ぐことになる。
やはり文革で優秀な学者は殺されたが故に起きた事例と思える。中国共産党御用学者の理論が諸外国に通じるか?国内向けなのかもしれないが、ネット民の中には疑問を持つネットユーザも多い、それで国内の不満分子を押さえ込めるのか?
このような事を言っているから諸外国から「韓国のお兄ちゃん」と言われるのである。