今回の北朝鮮の大粛清、日本国内にいる北朝鮮関係者もタダで済まない者が多数いるであろう。これはある意味日本にとっても良いことである。今後北朝鮮の動きが気になる。朝鮮総連にはこの張氏の威を借りる狐が多数いたようだ。彼らの明日はどうなるのか?日本のマスコミ関係者も多い。
中国が、「朝鮮半島有事が近い、その時は(中国は)介入する」と発表した。これを額面通りだとすると「北朝鮮に味方する」との文言がない。北朝鮮の金第一書記、バスケットボール好きで、スイスに留学していた。中国が余り好きではないようだ。粛清された張氏とはそこが大きな隔たりではなかったか?北朝鮮の価値のある鉱山は中国にその採掘権を譲渡してあり、北朝鮮自身の採掘ができない。
プロバスケツト選手のロッドマンなどを仲介役とし米国に核を全面公開し、拉致被害者を帰国させれば、日米は門戸を開く。仮に北朝鮮と日米が友好条約でも締結できれば、韓国の存在価値はなくなる、2018年在韓米軍は帰国する。米国は親米国家であればその政治形態は問わない、国民が騒げどもサウジアラビア(産油国)みたいな国とでも友好関係を続けている。日本は人件費が安い北朝鮮に投資する可能性さえある。このシナリオは中国にとっては最悪のシナリオである。国境を接している国に親米国家が誕生するということだ。増して瀋陽(旧満州)の軍区は独立したがっている。
日本政府はオーソドクスに北朝鮮が韓国に南進し朝鮮戦争が起こる場合、その難民の対策、国内における北朝鮮系韓国系朝鮮人による代理戦争等を想定すべきである。同時に北朝鮮が突然の拉致被害者を返還し国交を開く場合と両方のケースを想定すべきである。いずれにしろ中国の介入はあるとして想定すべきだ。
例え韓国に北朝鮮が侵攻しても日本は何もできない。韓国とは同盟関係にない。米軍が撤退していれば全く他所の国の紛争であり介入すべき理由がない。仮に米軍が未だ韓国にいる時戦争になっても旭日旗が禁止されているのだから米軍の支援も公海上でしか行えない。韓国の港湾は勿論領海にも入れない。これが国際法である。韓国が決めたことである。
何れにしろ中国が介入を宣言している、紛争が近いと見るべきであろう。韓国からの難民をいかに拒否するか知恵を絞らねばならない。これ以上在日が増えるのは勘弁願いたい、これ日本国民のマジョリティーでもある。なんなら国民投票でも行ってみるか?朝日新聞の「特定秘密保護法」のアンケートの結果のようになるのではないか。「賛成」が圧倒的多数だった。
*健在の頃の張氏と金第一書記