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東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

宮城大学「食産業フォーラム」発足 クルージング

2009-10-07 | Weblog
 本年4月に宮城大学が県立大学から公立大学法人に移行したことに伴い、より地域に密着し産業振興に貢献することを求められている。

 宮城県の出身者は県内に就職することを望む。残念ながら企業のキャパシティは大きいといえない。宮城県は自動車、電池産業や太陽電池などの企業誘致を積極的に展開している。単純だが明快な解は「マーケットやビジネスがあるところに雇用がある」ということです。

 そこで我々は「食産業フォーラム」を設立した。先週9月29日に太白区のキャンパスで設立講演会を開催した。東京大学名誉教授の矢野俊正先生「俯瞰と創発」、宮城県古川農業試験場の城所隆場長「地域農業活性化のための技術開発」、社団法人食品需給研究センター長谷川潤一主任研究員「地域食産業活性化のための技術動向」の講演を頂いた。考え方が整理できた。このフォーラムの趣旨説明では、グローバルな視点を持ち地域産業への貢献など大学が食の産業やその研究開発の基点となり、農商工連携や関連するプロジェクト推進に積極的に係わっていくことを提言した。企画部会を立ち上げて戦略を策定し、運営部会で具現化する。その呼びかけを行った結果、食材開発、安全安心や環境対応に確かな手ごたえを得た。我々は理念や技術を提供し、核となって組織を運動体として自己増殖させるところまで持ちこみたいと考えている。地域の期待に答え産業の基点となることが必至である。

 さて、週末にかけてメンタツ、極めて個人的な講習と試験があった。塩釜から松島沖に向けてクルージングした。安全確認、肩の力を抜きなさい、トランシット、目標は遠くに、と。なるほど!

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