東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

氷の世界 井上陽水と北山修

2018-01-14 | Weblog



先日、井上陽水のアルバムを買った。人生長いが初めてのことだ。陽水は同世代の人なのだがブレイクしたのは1973年から74年にかけてなので、ボクの頭の中はもう別世界に行ってしまっていた。

学生時代のボクはザ・フォーク・クルセダーズをフォローしていて、多分他人は聞くに堪えないと思うが、ギターを買って北山の安アパートでボロロンとつま弾きながら歌っていた。随分昔のことで自分のことながら定かでないが、関西に戻ろう、京都の大学へ行こうと思ったのはフォーク・クルセダーズを生み出した風土に興味を持ったのも一つの動機だったかも知れない。
2,3年前のことだが、フォーク・クルセダーズの北山修氏が、井上陽水がデビューして、陽水の音楽に圧倒されて、これはあかん、陽水はプロだ、勝てないと思った、とインタビュー番組で話していたことを記憶している。その後、北山修氏はもともと遊びで始めたと本人は謙遜しているがグループを解散して医者の道に進み、九州大学で教鞭をとった。

井上陽水の氷の世界、心もよう、夢の中へなどは初めて聞いた時の記憶はあるし、今聞いても斬新で、なるほど北山修氏が学問の道に集中したのは、この陽水の歌だったのだと納得した。


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