東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

齋藤茂吉記念館

2021-03-14 | 旅・趣味・自転車ほか
齋藤茂吉の記念館は山形県上山市にある。
14歳のとき上山から東京の齋藤脳病院に養子として入っている。
故郷の上山の出身者の齋藤氏から見込まれて養子となった。
相当な秀才だったようだ。
東京大学の医学部を卒業し、養子先の脳病院を継いだ。
ご存じのとおり短歌では高名で重鎮であり、日本の短歌を極めた。
職業としての精神科医師と、趣味の域をとっくに超えている短歌で膨大な作品を残している。
天才と言うほかない。
生まれ故郷の上山には度々帰郷しまた疎開もし、素晴らしい作品を残している。

訪問した日は快晴だった。
齋藤茂吉記念館から蔵王の熊野岳や刈田岳を望むことができる。

齋藤茂太と北杜夫は茂吉の長男と次男。
ボクは学生時代に北杜夫に惹かれた。
北杜夫「楡家の人々」は良かった。

ちなみに茂吉の奥方の齋藤輝子さんは南極など極地を含めて海外へ100回以上、猛烈でユニークな方だった。





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2 コメント

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Unknown (tkgmzt2902)
2021-03-16 22:32:31
「楡家の人々」、挫折しています。
この記事を読んで、再度挑戦してみます。
ありがとうございました。
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Unknown (矢野)
2021-03-25 17:41:13
北杜夫はドクトルマンボウから読み始めましたが、「楡家の人々」の長編で作風が一変した印象でしたのでよく記憶しています。随分昔のことです。
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