昨日の映画は「 旅立ちの島唄~十五の春~」
明石高校の同窓会が銀座で開催されたので初めて出席した。
どういうわけか高校卒業以来、ボクは高校の同窓会では行方不明だった。仙台の大学に入ったあと、大学院博士は京都で別のところへ移ったし、会社は横浜・東京で、入社した後も2度の出向があったり、住所が転々としたことも原因だったのでしょう。最後の大学の同窓会だけは繋がっていましたが、高校となると何十年も忘れることはよくある話なのでしょう。昨日の高校の同窓生も同じ状況の方も多かったようでした。つまりボクも含めてみんな生きることに精一杯だったのでしょう。半世紀振りぐらいに多くの旧友と会ったが、皆さん昔の面影があり意外なエピソードも出てきました。
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さて、映画のことですが、あるラジオ番組で、三吉彩花さんは吉永小百合の以来の雰囲気がある大型女優ですね、と映画評論家の浜村純さんがこの映画を絶賛していたので、気になっていた。
映画は、南大東島を背景に、離島と家族の問題の物語を主題にしてましたが、少女が大人になる年代の三吉彩花さんが絶妙で、三線演奏しながらの島唄を見るだけでも艶があり見る価値がありました。年長の島唄の指導者が「唄っているときは決して泣いてはいけないよ」とプロ根性を諭してしているところなども良かったね。
今回は映画のタイトルと高校の同窓会が重なったこともありました。ボクも15歳で親もとを離れて旅立ち、高校へ行った。見ていると、どうしても自分の青春が重なってくる。昨日はその高校の同窓会だった。結局、子供はみんな旅立つものです。みんな一人ひとりのドラマを持って生きていくものですね。
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